文献

J-GLOBAL ID：201502208623072037   整理番号：15A0837393

表面でのB₄C粒子によるH12熱間工具鋼の融解の制御

Laser controlled melting of H12 hot-work tool steel with B₄C particles at the surface

著者 (3件)： YILBAS B.S. (ME Dep., King Fahd Univ. of Petroleum & Minerals, Dhahran, Saudi Arabia) ,  PATEL F. (ME Dep., King Fahd Univ. of Petroleum & Minerals, Dhahran, Saudi Arabia) ,  KARATAS C. (Engineering Coll., Hacettepe Univ., TUR)
資料名： Optics & Laser Technology  (Optics & Laser Technology)
巻： 74  ページ： 36-42  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： D0245B  ISSN： 0030-3992  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H12熱間工具鋼の前処理表面のレーザ制御融解を検討した。レーザ処理の前に,加工物表面でB₄C粒子を炭素膜内に導入した。レーザ融解では,支援ガスとして高圧力の窒素を利用した。走査電子顕微鏡,エネルギー分散分光法,X線回折などを利用して,処理層の形態学的および冶金的変化を調べた。処理表面の微小硬度を測定した。X線回折技術を利用して,処理表面近傍で形成された残留応力を得た。微細粒界から成る高密度層が処理表面で形成されることが分かった。処理表面の微小硬度が大幅に改善されたのは,表面で微細粒界の窒素化合物が形成され,B₄Cと母材の熱膨張係数の不一致により,微小応力が発展したためであった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *レーザ融解 ,  *工具鋼 ,  *熱間加工 ,  最適制御 ,  表面性状 ,  *炭化ホウ素 ,  微粒子 ,  熱膨張係数 ,  電子顕微鏡観察 ,  スペクトロスコピー ,  窒素化合物 ,  微小亀裂 ,  摩擦係数 ,  微小硬さ ,  前処理 ,  炭素 ,  薄膜 ,  窒素 ,  X線回折 ,  結晶粒界 ,  表面処理
準シソーラス用語： エネルギー分散分光法 ,  走査電子顕微鏡法 ,  炭素膜

分類 (1件)： レーザの応用  (BD04100V)

タイトルに関連する用語 (2件)： 工具鋼 ,  融解