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J-GLOBAL ID:201502208662619140   整理番号:15A1170752

バフィロマイシン生合成と分枝α-ケト酸デヒドロゲナーゼ複合体発現で不完全なStreptomyces sp.M10の突然変異体におけるバリノマイシン産生の増加

Increased valinomycin production in mutants of Streptomyces sp. M10 defective in bafilomycin biosynthesis and branched-chain α-keto acid dehydrogenase complex expression
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資料名:
巻: 42  号: 11  ページ: 1507-1517  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: E0005C  ISSN: 1367-5435  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Streptomyces sp. M10はキウリのBotrytis胴枯れ病に対して強力な生物活性を示すバリノマイシン産生性菌株である。株M10でバリノマイシン(シクロドデカデプシペプチド)の収率を上げる研究を通して,バフィロマイシン誘導体(マクロライド系抗生物質)を含む新たな抗真菌性代謝産物を同定した。バリノマイシン産生に及ぼすバフィロマイシン生合成の影響を検討するために,バフィロマイシン生合成のために前駆体供給に関連する2つの分枝α-ケト酸デヒドロゲナーゼ(BCDH)遺伝子クラスターであるので,バフィロマイシン生合成遺伝子クラスタを株M10のゲノムからクローン化した。一つのバフィロマイシン生合成遺伝子(bafV)のヌル突然変異体(M10bafm)はバフィロマイシンを産生することができなかったが,産生されたバリノマイシンの量において1.2~1.5倍の増加に結びついた。BCDH複合体(bkdF)のサブユニットをコード化する遺伝子のもう一つのヌル突然変異体(M10bkdFm)で,バフィロマイシン産生は完全に消滅して,バリノマイシン産生は野生型M10株におけるものと比べて4倍増加した。より高いバリノマイシン収率は,2つの抗生物質がバリンの脱アミノ生成物質である一般的前駆体(2-ケトイソ吉草酸)を共有するので,バフィロマイシンからバリノマイシン生合成への代謝流束の再分布の結果の可能性があった。この結果は,活性成分生合成に対して前駆体流束を向けることによって,バイオ防かび剤の適格性を上げるための潜在的なツールとして用いることができることを示した。Copyright 2015 Society for Industrial Microbiology and Biotechnology Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝と栄養  ,  微生物代謝産物の生産  ,  遺伝的変異 

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