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J-GLOBAL ID：201502208673745067   整理番号：15A1145703

1,4-フェニレンジイソシアニド修飾Au(111)への一酸化炭素の自触媒吸着による構造変化

Structural Changes in Self-Catalyzed Adsorption of Carbon Monoxide on 1,4-Phenylene Diisocyanide Modified Au(111)

著者 (6件)： KESTELL John (Univ. Wisconsin-Milwaukee, Wisconsin, USA) ,  BOSCOBOINIK J. Anibal (Brookhaven National Lab., New York, USA) ,  CHENG Lanxia (Univ. Wisconsin-Milwaukee, Wisconsin, USA) ,  GARVEY Michael (Univ. Wisconsin-Milwaukee, Wisconsin, USA) ,  BENNETT Dennis W. (Univ. Wisconsin-Milwaukee, Wisconsin, USA) ,  TYSOE Wilfred T. (Univ. Wisconsin-Milwaukee, Wisconsin, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 32  ページ： 18317-18325  発行年： 2015年08月13日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論計算(PBE)と赤外分光法および走査トンネル顕微鏡を組み合わせて,雲母上に作製した,1,4-フェニレンジイソシアニド(PDI)が吸着したAuナノ粒子へのCOの吸着を調べた。PDIはイソシアニド/Auの相互作用で,Au(111)面の金原子を取り込んだ-(Au-PDI)_n一次元オリゴマーを形成すること,COの吸着は2段階で起こり,初期のCOはオリゴマーの片側に吸着し,吸着が進行するとオリゴマーのAu原子へのCO吸着によって,オリゴマーが分解し,Au-PDI錯体が生成すること,錯体は新たなCO吸着サイトを作り出すことなどが分かった。吸着したCOがCOのアロステリック吸着を促進する「自触媒(布石)」モデルを提唱した。

シソーラス用語： *表面改質 ,  *金 ,  *結晶面 ,  *自触媒作用 ,  金錯体 ,  密度汎関数法 ,  赤外分光法 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  ナノ粒子 ,  多核錯体 ,  オリゴマ ,  アロステリック効果 ,  *吸着
準シソーラス用語： *Au(111) ,  Auナノ粒子 ,  *一酸化炭素吸着 ,  一次元錯体 ,  *構造変化 ,  走査トンネル顕微鏡

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

物質索引 (1件)： 1,4-フェニレンジイソシアニド

タイトルに関連する用語 (6件)： 修飾 ,  Au ,  一酸化炭素 ,  触媒 ,  吸着 ,  構造変化