文献
J-GLOBAL ID:201502208681809945   整理番号:15A1310973

中国北部,Xiangguang Mn-Ag鉱床からの含銀クリプトメレンの鉱物学的特性評価

The mineralogical characterization of argentian cryptomelane from Xiangguang Mn-Ag deposit, North China
著者 (5件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 214-223 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
北中国クラトン北縁沿いのXiangguang鉱床からのMn-Ag鉱石試料を研究している際に,非常に稀な変種である含銀クリプトメレンが検出された。偏光岩石顕微鏡による観察では,鉱物は同心円状のリング状帯状組織・ピソライト組織・小脈状組織を有し,灰白色を呈する。走査型電子顕微鏡によって,この高濃度に自然銀を含むクリプトメレン中にナノ繊維状若しくはナノロッド状をなす多数の細長いナノ結晶が存在することが分かった。クリプトメレンの2試料,XG-C-1とXG-C-2の化学組成は:(1)(K0.55Na0.08Ca0.06Zn0.04Ag0.03Pb0.02Mg0.01)0.79(Mn7.21Fe0.52Al0.09Si0.09)7.91O16・nH2O;(2)(K0.37Ca0.28Ag0.13Na0.07Mg0.07Zn0.06Cu0.02)1.00(Mn7.01Fe0.40Al0.39Si0.03Ti0.01Cr0.01)7.85O16・nH2Oである。銀の含有量は約0.02-3.15wt.%で,これはランシーライト等の本鉱床中の他のマンガン酸化物よりずっと高い。含銀クリプトメレン2試料は,580cm-1と630cm-1に主要なラマン散乱寄与が認められ,これはMO6八面体複鎖内のMn-O格子振動に属し,他の3つのマンガン酸化物と識別できる。Ag+は,その大きなイオン半径とK+と同じ1価であることが原因で,クリプトメレンのK+を置換するトンネルサイトに位置する傾向がある。透過電子顕微鏡で示された幾つかの鎖幅の無秩序はこれらの陽イオンの置換が原因であろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化鉱物,水酸化鉱物 

前のページに戻る