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J-GLOBAL ID:201502208711303250   整理番号:15A0228245

湿式粉砕時のナノ粒子凝集体形態の評価

Evaluation of nanoparticle aggregate morphology during wet milling
著者 (3件):
資料名:
巻: 272  ページ: 75-84  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: B0730A  ISSN: 0032-5910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ここで,Kotobuki工業UAM-015湿式ミルによる湿式粉砕時の,チタニアおよびアルミナナノ粒子凝集体(一次粒子半径がそれぞれ約8.25nmおよび7.20nm)における形態変化を調べるための方法を開発し適用した。特に,Nanosight LM-14を用いたナノ粒子追跡分析(NTA)および同時の粘度測定によって,水中1%体積率で粉砕したチタニアおよびアルミナの両方の,流体力学的半径分布関数および平均固有粘度を特性化した。NTAによって,両粒子タイプに対して,粉砕は流体力学的半径の減少に導いくことが分った。対照的に,粉砕時間増加と共にチタニアの平均固有粘度は減少し,一方,それはアルミナでは増加した。凝集体は形態が擬フラクタルであると仮定(従って,凝集体当りの一次粒子数,全指数因子,およびフラクタル次元によって特性化される)することによって,また擬凝集体記述子を凝集体の流体力学的半径および固有粘度の両方と関係付けるためのモンテカルロに基づく方法を用いることによって,測定した流体力学的半径分布関数および平均固有粘度を使用して,粉砕時間の関数としてのチタニアおよびアルミナ凝集体擬フラクタル記述子を推測した。この分析によって,両粒子タイプは初め濃厚凝集体(フラクタル次元>2.9)であり,チタニアでは粉砕は凝集体形態を変えない(即ち,チタニア凝集体は濃厚なままに残る)ことが分った。しかし,アルミナ凝集体は,粉砕時間増加と共にフラクタル次元が減少し,180分の粉砕後に1.6近くの値に達することが分った。そのような鎖状構造は,アルミナ凝集体サイズが粉砕と共に減少するという事実にもかかわらず,懸濁液粘度の増加を起した。全体的にに見て,粒子材料(および界面活性剤)に依存して,粉砕は,凝集体サイズ減少および再構成の両方へと導き,制御された形態の凝集体の製造のための実現性ある方法であろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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固体の製造・処理一般 
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