文献

J-GLOBAL ID：201502208727214186   整理番号：15A1026703

直鎖状低密度ポリエチレンからの炭素繊維の調製

Preparation of carbon fibers from linear low density polyethylene

著者 (2件)： KIM Jong Won (Regional Res. Inst. for Fiber & Fashion Materials, Yeungnam Univ., Gyeongsan 712-749, KOR) ,  LEE Joon Seok (Dep. of Textile Engineering and Technol., Yeungnam Univ., Gyeongsan 712-749, KOR)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 94  ページ： 524-530  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビスコースレーヨンやメソ相ピッチ,ポリアクリロニトリル(PAN)などの一般的な前駆体に代って,直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)から炭素繊維を生産した。乾式-湿式紡糸から得られたLLDPE繊維を使用する硫酸処理の間に,様々な温度と時間,応力条件で架橋繊維が生産された。示差走査熱量測定や色変化,FTIR法,元素分析,密度,電子顕微鏡検査,単一フィラメント機械的性質などの特性化技法を使用して,架橋の影響を分析した。架橋繊維の炭化過程は窒素雰囲気中で950°C×5minで行った。最高の引張係数を持つ架橋繊維から最良の機械的性質を有する炭素繊維が得られた。特に,商用銘柄の炭素繊維に類似な最良の機械的性質(1.65GPaの引張り強度と110GPaの引張係数)を有する炭素繊維が,酸処理の後に0.25MPaの応力での炭化プロセスを受けた架橋繊維から得られた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *LLDPE ,  *炭素繊維 ,  紡糸 ,  スルホン化 ,  架橋【高分子】 ,  炭化 ,  引張強さ ,  弾性係数 ,  最適条件

分類 (2件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 直鎖状低密度ポリエチレン ,  炭素繊維 ,  調製