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J-GLOBAL ID:201502208747497249   整理番号:15A1343571

Re(I)テトラゾラト錯体を用いた二価金属カチオンの標的化

Targeting divalent metal cations with Re(i) tetrazolato complexes
著者 (10件):
資料名:
巻: 44  号: 47  ページ: 20597-20608  発行年: 2015年12月21日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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汎用の発光センサとしての可能性を利用するために,一般式fac-[Re(CO)3(diim)(L)](diimは2,2′-ビピリジン(bipy)または1,10-フェナントロリン(phen),そしてL-はアニオンの5-(2′-ピリジル)テトラゾラト(2-PTZ-)または5-(2′-キノリル)テトラゾラト(2-QTZ-)のいずれかである)の4つの新しいRe(I)-テトラゾラト錯体を調製し,完全に特徴付けた。すべての場合において,テトラゾラト環のN2原子を介したRe(I)中心の位置選択的配位を観察した。この特定の機能は,金属カチオンでのさらなる配位のための,2-PTZ-と2-QTZ-配位子の構造へ体系的に組み込まれた,ジイミン(NN)サイトの利用可用性を保証する。2つの[(NN)Cu(POP)]カチオン種(POPは,キレートジホスフィンのビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル)の調製のためのNN配位子として,単核Re(I)錯体を用いてそのようなジイミン型配位モードを予め試験した。得られたRe(I)-Cu(I)ダイアドのX線構造は,Re(I)単核錯体が[Cu(POP)]+フラグメントに対するキレートNN配位子として効果的に挙動し,その配位もRe(I)中心発光の重要な変更をもたすことを明らかにした。入手したこれらのデータを用いて,Zn(II),Cd(II)とCu(II)などの毒性学的および生物学的に重要な二価金属イオンに対して,4つの新しいRe(I)テトラゾラト錯体の発光検出能力をスクリーニングした。Re(I)錯体のZn(II)とCd(II)との相互作用は,発光極大の明らかなブルーシフト(Δλmax=22~36nm)により証明され,それはまた発光寿命の大幅な延長を伴った。それに対して,第二銅イオンの添加はRe(I)発光団に由来する放射プロセスの実質的な消光を起こした。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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第6族,第7族元素の錯体  ,  七員複素環化合物  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 
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