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J-GLOBAL ID:201502208747764930   整理番号:15A1262081

Arabidopsis thalianaにおける酸化鉄ナノ粒子の発育および生殖影響

Developmental and Reproductive Effects of Iron Oxide Nanoparticles in Arabidopsis thaliana
著者 (6件):
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巻: 16  号: 10  ページ: 24174-24193 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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薬剤および環境修復における酸化鉄ナノ粒子の利用の増加は,公共へのこれら粒子の曝露に関する懸念をもたらしている。しかしながら,植物や食用作物をはじめとする環境に及ぼすそれらの影響を評価する研究は限定的である。そこで,本研究では,Arabidopsis thalianaの生理的能力および繁殖性に及ぼす3または25mg/L濃度の正電荷(PC)および負電荷(NC)酸化鉄(Fe2O3)ナノ粒子(IONP)の影響について調べた。その結果,3mg/L処理植物は実生や根長に明白な影響を示さなかった。しかし,25mg/L処理したものは実生(正電荷で20%と負電荷で3.6%)と根長(正電荷で48%と負電荷で軽微)の減少がみられた。興味深いことに,ポリエチレンイミン(PEI;IONP-PC コーティング)での処理も根長の減少(39%)がみられたが,ポリアクリル酸(PAA;IONP-NCコーティング)単独では変化がみられなかった。しかし,3mg/LのIONPでの処理により,処理の数に応じて頓挫した花粉の約5%の増加,花粉生存率の2~6%の減少と種子収量の11%以上の減少がみられた。また,処理植物は全体的なサイズや一般的な植物構造にどのような表現型変化も示さず,環境のナノ粒子汚染の危険性もみられなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  動植物被害 
タイトルに関連する用語 (4件):
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