文献
J-GLOBAL ID:201502208754225173   整理番号:15A1310828

半乾燥熱帯におけるサトウモロコシ(Sorghum bicolor (L.) Moench)に散布する窒素肥料の動態

Dynamics of Fertilizer Nitrogen Applied to Sweet Sorghum (Sorghum bicolor (L.) Moench) in the Semi-Arid Tropics
著者 (8件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 409-418 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サトウモロコシは半乾燥熱帯地域における有望な汎用農作物として注目されているが,最適な窒素(N)管理に関する情報はかなり乏しい状態にある。サトウモロコシの土壌生態系におけるN動態を解析して理解するために,著者らは2009年と2010年の雨季の間のアルフィソル圃場における施肥のN回収率について評価した。分施(播種後0,30および60日で)によって,6つのN割合(0,30,60,90,120および150kg N ha-1)の下でサトウモロコシを栽培して,N濃度とN回収効率(NRE)を測定した。更に,基肥と敷肥Nの最終成績について解析するために,90kg N ha-1の主要区画内でそれぞれの施肥時期で,15N標識尿素を散布した。N割合の上昇に従って増加した6つのN率とN取込の間の差異法によって評価したNREにおいて有意差はなかった。総乾物量と糖収量は90kg N ha-1までの割合で増加して,高いN割合はモロコシ生産性にそれほど影響を及ぼさなかった。基肥と追肥の累計として,散布した15N標識尿素の33%はこのモロコシによって吸収されたが,36と30%は土壌に残ったままであり,それぞれその原因は分かっていない。アイソトープ法で評価したNREは,それぞれ播種後30と60日での敷肥についておよそ39と37%であった。他の施肥時期と比較して,葉に吸収されたNの分布比率は播種後30日での基肥と追肥については高かったが,穀粒中のものは播種後60日での追肥については高かった。敷肥との対比で,NREは元肥N施肥についてはきわめて低かった(13%)。即ち基肥散布Nのおよそ70%は生理的成熟時に土壌に残留した。この結果は基肥Nの散布方法を改良することによって,NREを上げることが可能なことを意味した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
トウモロコシ  ,  施肥法・肥効 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る