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J-GLOBAL ID:201502208791708737   整理番号:15A0967277

宇宙論的再結合での磁場スペクトル再考

Magnetic field spectrum at cosmological recombination revisited
著者 (5件):
資料名:
巻: 91  号: 12,Pt.A  ページ: 123510.1-123510.19  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 1550-7998  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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再結合以前に原始プラズマにベクトル型摂動が存在すれば,磁場の生成はHarrison機構によって免れない。線形摂動論では,回転型電場を誘導するベクトルモード摂動に対する成長モード解が存在しないため,Harrison機構は機能しないが,標準的宇宙論的摂動論の高次摂動では,Harrison機構が機能し,磁場が生成される。1次スカラー摂動の積から2次ベクトル摂動が生成されるが,この論文では,以前の研究に基づき,ピュアーな2次ベクトル摂動を含めた宇宙論的摂動論の2次での磁場の生成を再考し,ピュアーな2次ベクトル摂動の時間発展を考慮した,磁場生成に関係するすべての効果を含めた2次の宇宙論的Einstein-Boltzmann方程式のベクトルモードを,新しく開発した数値コードを用いて解いた。1次スカラーモードの積から生じる磁場の振幅は,以前の研究結果と無矛盾なことを示した。しかしながら,放射優勢期における密結合(tight-coupling)領域において,ピュアーな2次のベクトル摂動から生じる磁場は,1次スカラーモードの積から生じる磁場を部分的に相殺することを数値的および解析的に示した。したがって,小さいスケールk≧10hMpc-1での磁場振幅は,以前の評価より小さくなった。宇宙論的再結合で生成された磁場の振幅は,k=5.0x10-1hMpc-1で約Brec=5.0x10-24ガウスとなった。最後に,他の著者達の間での磁場振幅評価に存在する不一致の理由を議論した。
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分類 (2件):
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宇宙論  ,  場の理論一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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