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J-GLOBAL ID：201502208815709055   整理番号：15A0939401

L-メチオニンの自発的キラル変換と振動ペプチド化のTLCとHPLCによる調査

Investigation of Spontaneous Chiral Conversion and Oscillatory Peptidization of L-Methionine by Means of TLC and HPLC

著者 (5件)： MACIEJOWSKA Anna (Univ. Silesia, Katowice, POL) ,  GODZIEK Agnieszka (Univ. Silesia, Katowice, POL) ,  TALIK Ewa (Univ. Silesia, Katowice, POL) ,  SAJEWICZ Mieczyslaw (Univ. Silesia, Katowice, POL) ,  KOWALSKA Teresa (Univ. Silesia, Katowice, POL)
資料名： Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies  (Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies)
巻： 38  号： 9-12  ページ： 1164-1171  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： E0253B  ISSN： 1082-6076  CODEN： JLCTFC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究で筆者らは,L-メチオニンの水/アセトニトリル溶液中での自発的キラル変換とペプチド化を薄層クロマトグラフィー(TLC)を利用して調べた。その結果,TLCが,L-メチオニンの自発的キラル変換とペプチド化の実証のための有用な手段であることが判明した。メチオニン配位子の遷移金属カチオン(例えば,Zn(II))によるキレート化は,セルロース系吸着剤によるL-メチオニンとD-メチオニンのキラル分離を促進した。また,TLC-MSの利用によって,メチオニン由来ペプチドの存在が実証された。さらに,HPLC-ELSDの利用によって,メチオニンの振動ペプチド化が確認された。なお,走査型電子顕微鏡の利用は,メチオニン由来ホモペプチドの存在を平らな円形の形状として裏付けた。

シソーラス用語： *薄層クロマトグラフィー ,  *高速液体クロマトグラフィー ,  *スルフィド ,  性質 ,  *ペプチド合成 ,  金属イオン ,  キレート化 ,  分離 ,  走査電子顕微鏡 ,  *立体異性体 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： キラル分離 ,  自発性 ,  遷移金属イオン

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H)

物質索引 (2件)： D-メチオニン ,  L-メチオニン

タイトルに関連する用語 (6件)： L-メチオニン ,  キラル ,  ペプチド ,  TLC ,  HPLC ,  調査