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J-GLOBAL ID：201502208841197321   整理番号：15A1339774

オゾンによる脱臭-臭い,汚水との戦い-

Ozone Deodorization-Fight Against Odour, Wastewater-

著者 (1件)： 中島光晴 (ナガノバイオ)
資料名： 紙パ技協誌  (紙パルプ技術協会誌)
巻： 69  号： 12  ページ： 1304-1308  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： G0115A  ISSN： 0022-815X  CODEN： KAGIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オゾンは強力な殺菌,脱臭作用をもっており「オゾンを有効に安全に安心して使用して頂く為の方法」の最も経済的で有効な活用例を紹介する。オゾン脱臭方法には,乾式オゾン法と湿式オゾン法がある。オゾンによる脱臭法の利点としては,1)オゾンはオゾン発生装置があれば後は空気と電気から必要な量を必要な時に供給出来る。2)使用後のオゾンは分解して酸素になるので二次公害の心配がない。3)酸化力が強いので他の方法で処理出来ない成分も酸化出来る。4)オゾンは気体なので部屋など室内の隅々まで到達しオゾンの機能が発揮出来る。が挙げられる。また,処理の特徴としては,1)原料は空気なので貯蔵することなく必要に応じて直ちに利用出来る。2)注入制御が簡単で反応時間が短くしかも確実に処理の目的を達成する事が出来る。3)反応終了後は直ちに酸素に還元される為大気中,水中に臭いを残さず溶存酸素の増加によって水質の改善にも効果的である。4)オゾンによる脱臭,脱色作用はその強い酸化力によって物質を低分子化する事により非常に安定した処理効果がある。が挙げられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *オゾン ,  脱臭 ,  *脱臭装置 ,  計測 ,  環境保全 ,  下水処理施設 ,  下水処理
準シソーラス用語： 汚水処理施設 ,  臭気測定 ,  汚水処理

分類 (1件)： 精製プロセス  (YF02050E)

引用文献 (1件)：

• 1) 実例にみる脱臭技術 P. 50

タイトルに関連する用語 (4件)： オゾン ,  脱臭 ,  臭い ,  汚水