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J-GLOBAL ID：201502208841709012   整理番号：15A1189355

ナノ粒子充填物への毛管上昇浸潤時の非もつれ高分子の動力学

The dynamics of unentangled polymers during capillary rise infiltration into a nanoparticle packing

著者 (2件)： SHAVIT Amit (Dep. of Chemical and Biomolecular Engineering, Univ. of Pennsylvania, Philadelphia, PA 19104, USA. [e-mail]) ,  RIGGLEMAN Robert A.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 11  号： 42  ページ： 8285-8295  発行年： 2015年11月14日 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高充填高分子ナノ複合材料(PNCs)は広範囲の多くのアプリケーションにとって重要であるが,それらを調製することは,高い負荷分率でのNPsの貧弱な分散のため,依然として難しい。PNCsを高負荷量で首尾よく調製する1つの方法は,以前Huangらにより提示された毛管上昇浸潤によるものであるが,そのポリマー浸潤の反応機構はほとんど未知のままである。ここでは,毛管上昇浸潤プロセスを分子動力学シミュレーションを使って直接シミュレーションし,そして,ポリマーがLucas-Washburn動力学に従うことを示した。バルク浸潤に先行する浸潤前線を観察し,そして,この前線に属している分子鎖はNPsに非常に吸着された。担持および自立フィルム中でモデルポリマーの粘性も,グローバルに,そして,局所的に調べ,局所緩和時間の結果と類似した,フィルム表面近くで減少した粘性を,および支持基板の近くで増加した粘性を見いだした。短鎖の,オリゴマー状ポリマーの自由表面での粘度の減少は,より高分子量ポリマーのそれより小さく,そして,表面粘度の比はLucas-Washburn方程式の予測と最も一致していた。得られた結果は,ポリマーが高充填NPフィルムを浸潤する反応機構を紹介するものであり,また,それはエネルギー貯蔵アプリケーションおよび保護コーティング用にこれらの材料を調製するためのより良い方法のヒントになるかもしれない。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *高分子 ,  *毛管現象 ,  *浸潤 ,  *計算機シミュレーション ,  粘度 ,  自由表面 ,  高分子膜 ,  拡散係数
準シソーラス用語： *高分子ナノ複合材料 ,  毛管上昇 ,  *毛管上昇浸潤 ,  *分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ粒子 ,  充填物 ,  毛管上昇 ,  浸潤 ,  高分子 ,  動力学