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J-GLOBAL ID:201502208845378649   整理番号:15A1320545

重版: アミンデンドロンで修飾された磁性ナノ粒子を用いた静電相互作用に基づいた単一細菌細胞からのDNA回収

Reprint of: DNA recovery from a single bacterial cell based on electrostatic interaction using amine dendron-modified magnetic nanoparticles
著者 (8件):
資料名:
巻: 183  ページ: 143-147  発行年: 2015年11月20日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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微生物の迅速かつ高感度検出は,生物的防除の面から化粧品,食品,及び薬局の製造において重要である。PCR検査は,迅速な検出を可能にする可能性のある代替技術である可能性がある。しかし,それはまた,微生物のゲノムは非常に低いDNA濃度のサンプルから増幅されるべき技術的な問題を持っている。これらの困難性,DNAの回収,及び凝縮過程を克服することは,PCR系検出のための重要なステップである。著者らの研究グループは,ポリアミドアミンデンドロンで修飾された磁性ナノ粒子(PAMAM-のMNP)を用いてDNA抽出法を開発し,マイクログラムのレベルでDNAの高い量の吸着,及び95%を超える効率的なDNA脱着を成功裏に示した。対照的に,DNAの小さな量を回収するためのPAMAM-MNPの可能性は不明だった。本研究では,103以下細菌ゲノムにおけるDNA回収にPAMAM-MNPを適用した。粒子からのDNA脱離挙動を,脱着緩衝液中で種々の有機溶媒を添加することによってキャラクタリゼーションし,ジメチルスルホキシド(DMSO)添加はDNAの回収率を非常に改善することを,著者らは確認した。DMSOを使用して改善されたDNAの回収手順では,103細菌ゲノムの45.3%が回収された。DNA抽出のための市販の磁性粒子は,DNA回収のわずか7.5%を示したので,著者らの方法は,DNAの回収のための少量の非常に高い性能を示した。さらに,単一細胞における細菌DNAの回収に,同じ手順を使用して行い成功した。著者らはこの研究で提示されたDNAの回収手順は,単一の細菌細胞からの効率的なDNA抽出のために有望であると考えている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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核酸一般  ,  ポリアミド  ,  有機化合物の電気分析 
物質索引 (1件):
物質索引
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