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J-GLOBAL ID:201502208846028714   整理番号:15A1017570

ヤシオオオサゾウムシ(Rhynchophorus ferrugineus Oliv.)に感染したナツメヤシ樹幹で調節される蛋白質の二次元示差ゲル電気泳動と質量分析を用いた同定

Identification of Proteins Modulated in the Date Palm Stem Infested with Red Palm Weevil (Rhynchophorus ferrugineus Oliv.) Using Two Dimensional Differential Gel Electrophoresis and Mass Spectrometry
著者 (8件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 19326-19346 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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マトリックス支援レーザー脱離イオン化-飛行時間法(MALDI TOF)を用いた最先端のプロテオミクス方法学を採用し,ヤシオオオサゾウムシ(RPW)に感染後,ナツメヤシ樹幹で調節されるペプチドを特性評価した。著者らの分析では,ナツメヤシ樹幹で32の特異的に発現するペプチドがRPW感染に関連していることが明らかになった。ペプチド(I)に関連したRPW外寄生を同定するため,非感染植物である慣行防除コントロール(C)に加えて,補足的なコントロールとして人為的に負傷させた植物体(W)を用いた。コントロール(C)と比較して,外寄生(I),負傷(W)樹幹試で一定の独特な差次的発現パターンが見られた。上方制御蛋白質により,I>Wの相対的な褶曲構造強度と,かなり興味深いパターンであるW>Iのような下方制御スポット傾向が分かった。本研究では,人為的に負傷させたナツメヤシ樹幹が外寄生とほとんど同じような蛋白質に影響を与えることも分かった。しかしながら,上方および下方制御スポットのどちらでも相対的強度は外寄生試料よりもかなり低かった。32の特異的な発現スポット全てを同定するためMALDI-TOF分析し,21の蛋白質を既存のデータベースでマッチングさせることができた。感染植物体における多くのペプチドの比較的重要な調節発現パターンは,ナツメヤシで感染した植物体の検出において,迅速で信頼できる分子方法論開発の可能性を示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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免疫反応一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

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