文献
J-GLOBAL ID:201502208851828701   整理番号:15A0212320

連続鋳造タンディッシュにおけるトレーサー混合の数学的モデリング研究

A Mathematical Modeling Study of Tracer Mixing in a Continuous Casting Tundish
著者 (8件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 169-190  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水モデルに基づいた数学モデルを開発,単ストランドタンディッシュにおけるトレーサーの混合を観察した。混合組成流体モデルにより黒インクとKCl溶液の混合挙動をシミュレート,データを水モデリングの結果にて検証した。加えて,トレーサーのいかなる物理的性質も含まないスカラー輸送方程式(STE)を解くモデルについて研究,結果を密度-結合モデルを用いた予測値と比較した。さらに,異なる量のKClトレーサーの混合挙動について観察した。モデルを確立する前にKCl分子拡散(KMD)のようなKClトレーサー特性,KCl溶液中の水分子自己拡散(WSD),とKCl溶液粘性(KV)を確定した。KMDケースに対する250mL KClのRTD曲線は密度のみにて実施した場合のそれより水モデリング結果に近かった。その上,KMDケースにKMD+WSD,KMD+KV,とKMD+WSD+KVを伴なって実施した場合のRTD曲線全体の平均変動は0.7%より少なかった。従って,本研究では水の自己拡散とKVは無視し,KCl密度とKMDにて実施した。黒インクの流動パターンはSTE結果に類似していた。すなわち,液体は最表面に向かって上方に流動しノズル出口にて大きな循環流を形成した。100,150,と250mL KClの場合の流動挙動はタンディッシュ底部に沈下する傾向が強く,続いてダムの穴を通りぬける流動となりその後は,出口ノズルに向けて伝播した。KClトレーサー量に関しては,少量の場合より大量の方がより早く出口ノズルに伝播した。しかし,50mL KClの流動パターンは幾分異なっていた。最表面に伝播した液体は初期注入中の黒インクのように作用し,より遅い速度にて孔を通りぬけて流動した。モデル予想でのRTD曲線のブレイクスルー時間とピーク濃度と水モデリング結果は100,150と250mL KClに対し良好な一致(全て12.5%以内の差)を見せた。Copyright 2014 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鋳造法,鋳込 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る