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J-GLOBAL ID：201502208852851937   整理番号：15A1168594

健全・高品質な養殖魚(ブリ,カワハギ)生産のための給餌方法の改良

著者 (3件)： 川上恵 (大分県農林水産研究指導セ) ,  木藪仁和 (大分県農林水産研究指導セ) ,  吉岡宗佑 (大分県農林水産研究指導セ)
資料名： 大分県農林水産研究指導センター水産研究部事業報告(Web)
巻： 2014  ページ： 106-109 (WEB ONLY)  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： U0321A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低魚粉飼料(合成タウリン添加)に抗病性改善効果が期待できる成分として発酵ショウガ粉末,梅酢を添加してブリの飼育試験を行ない,攻撃試験により添加効果を評価した。高価格が期待できるカワハギは養殖対象魚として有望であり,ヒジキ収穫時に駆除されているウミトラノオをカワハギの餌に加えて好成績が得られている。2015年度はウミトラノオの添加量を変えて飼育試験を行なった。1)ブリ当歳魚の飼育試験:試験終了時の体重は,魚粉50%区が最も大きく,次いで梅酢区,ショウガ区,魚粉20%区の順であった。飼料効率は,魚粉50%区,梅酢区,ショウガ区,魚粉20%区,ショウガ区の順であった。生残率はショウガ区,魚粉50%区,魚粉20%区,梅酢区の順に高かった。2)飼料添加物が抗病性に及ぼす影響について,Lactococcus garvieaeで攻撃した魚の死亡率は,発酵ショウガ粉末を添加することで改善される可能性が示された。3)カワハギ飼料へのウミトラノオの添加は,0.5~1.0%添加で成長促進効果があるが,3%以上の添加は好ましくないと思われた。

シソーラス用語： *ブリ ,  *フグ類 ,  *給餌 ,  Lactococcus ,  ショウガ ,  発酵食品 ,  飼料 ,  魚粉 ,  ホンダワラ科 ,  死亡率
準シソーラス用語： Lactococcus garvieae ,  ウミトラノオ ,  *カワハギ ,  *給餌方法 ,  梅酢 ,  発酵飼料 ,  *養殖魚

分類 (3件)： 餌料  (FH04040U) ,  魚類  (FH02020K) ,  配合飼料  (FD07040D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高品質 ,  養殖魚 ,  ブリ ,  カワハギ ,  給餌方法