抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,機能保全対策の意思決定の効率化に資するため,農業用揚排水機場の補修履歴を活用した機能保全コストの予測手法を考案しシナリオ比較への適用を試みた。その結果,複数の機場を同一の主体が管理している場合,機場を単一で見るよりも同時期に供用された機場群をひとまとまりで見る方が地区固有の特性を抽出しやすいことが分かった。その特性による地区内の他の機場の補修費の予測値と実績値との差は,供用後20年以降は小さくなっていることが分かった。補修費累計額の伸び率の特性を抽出する手法を考案し適用した結果,供用開始後12~16年を基準として,経過年数と17年以降の補修費累計額の伸び率との関係を整理すると相関が高かった