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J-GLOBAL ID:201502208881807963   整理番号:15A0855105

サレン配位子をもつイットリウムおよびイッテルビウム錯体の合成およびキャラクタリゼーション並びにrac-ラクチド重合の触媒特性

Synthesis and Characterization of Yttrium and Ytterbium Complexes Supported by Salen Ligands and Their Catalytic Properties for rac-Lactide Polymerization
著者 (7件):
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巻: 34  号: 12  ページ: 2907-2916  発行年: 2015年06月22日 
JST資料番号: E0965A  ISSN: 0276-7333  CODEN: ORGND7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生分解性高分子材料であるポリ乳酸の機械的性質,微生物分解性は,高分子の微細構造に依存しており,単量体のrac-ラクチドの立体制御開環重合(ROP)が重要な役割を持っている。また,重合触媒としては,ランタノイド金属錯体が高い活性,立体選択性をもち,重合制御の点で優れている。本研究では,立体配置,電子的特性が異なるサレン配位子の9種のイットリウムおよびイッテルビウム錯体を合成,キャラクタリゼーションし,THF中,30°Cの反応条件でrac-ラクチド重合を検討した。その結果,中心金属周りの配位環境が立体選択性に大きく影響することが分かった。嵩高いt-ブチル基をベンゼン環にもつ5配位の錯体は,7配位の錯体と比較して低い立体選択性であった。ベンゼン環が塩素置換されたサレン配位子錯体が最も高い立体選択性を示し,ヘテロタクチックなポリ乳酸(最大Pr0.88)(Pr:Probability of racemic enchainment)が得られた。
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分類 (1件):
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第3族元素の錯体 
物質索引 (6件):
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