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J-GLOBAL ID:201502208896626671   整理番号:15A0899806

ヒト細胞中のモリブデンナノ粒子により誘導された抗酸化及び細胞保護応答

Antioxidative and cytoprotective response elicited by molybdenum nanoparticles in human cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 457  ページ: 370-377  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノテクノロジーに基づく治療法が広い様々の用途における代替基盤システムを構築し得る。ここでは,酸化剤に晒すことは認めたうえでヒト乳房細胞(MCF-7)と線維肉腫細胞(HT-1080)中のモリブデンナノ粒子(Mo NP)の新規な細胞毒性を防ぐポテンシャルについて述べた。Mo NPのサイズ,結晶性,純度及びバンドギャプ(光学特性)の様な物理化学的特性を電界放出形電子顕微鏡(FETEM),X線回折(XRD),エネルギー分散X線分光(EDS)及び紫外可視吸収スペクトルにより調べた。バンドギャップ1.4eVを持つ結晶性Mo NPの平均サイズは35nmであった。Mo NPの潜在的細胞毒性を一連の細胞生存率と酸化ストレスパラメータにより評価した。細胞生存率と酸化ストレスデータはMo NPが無細胞毒性であることを示唆している。2つの細胞中でH<sub>2</sub>O<sub>2</sub>(及びZnO NP)により誘起される細胞毒性と酸化ストレスに対するMo NPの細胞毒性防止能とグルタチオン(GHS)復元能を決定した。Mo NPはMCF-7細胞とHT-1080細胞中のGSHレベルと抗酸化剤N-アセチルシスチン(NAC)に比較し得る活性を著しく高めた。GSHレベルは24hでコントロールの細胞に比べてMoNP100μg/mlでMCF-7細胞中では1.56倍,HT-1080細胞中では1.25倍に増加した。Mo NPはH<sub>2</sub>O<sub>2</sub>とZnO(NP)(p<0.05)によって誘起される細胞毒性に対して細胞を明らかに保護することを評価項目は明瞭に示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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細胞生理一般  ,  バイオアッセイ  ,  動物に対する影響  ,  金属の結晶構造 

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