文献

J-GLOBAL ID：201502208935659336   整理番号：15A0659309

タンデム型ロジウム触媒反応:不斉遷移金属触媒反応へのスルホキシドの利用

Tandem rhodium catalysis: exploiting sulfoxides for asymmetric transition-metal catalysis

著者 (2件)： KOU K. G. M. (Dep. of Chemistry, Univ. of California, Irvine, CA 92697, USA. [e-mail]) ,  DONG V. M.
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 13  号： 21  ページ： 5844-5847  発行年： 2015年06月07日 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スルホキシドは,触媒のターンオーバーを阻害する傾向があるため,遷移金属触媒反応用としてはまれな基質である。Ken Houkとの共同研究において,著者らは,不斉ロジウム触媒による水素化を利用して,アリルスルフォキシドの最初の動的速度論的分割(DKR)を開発した。本トランスフォーメーションの詳細な機構的解析を,実験的方法と理論的方法の両方を用いることで実施し,ロジウムがタンデム型触媒として働き,アルケンの水素化およびアリルスルホキシドのラセミ化の両方を促進することを明らかにした。重水素ラベリングとDFT研究とのコンビネーションを使用し,Rh(III)-π-アリル中間体を経るアリルスルフォキシドのラセミ化に関する新規モードを特定した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ロジウム触媒 ,  遷移金属触媒 ,  触媒反応 ,  *スルホキシド ,  光学分割 ,  *逐次反応 ,  アルケン ,  水素化 ,  *ラセミ化 ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： *DFT計算 ,  *動的速度論的分割

分類 (3件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  反応の立体化学  (CF02130V) ,  計算理論  (JB02000A)

タイトルに関連する用語 (5件)： タンデム ,  ロジウム ,  触媒反応 ,  遷移金属触媒反応 ,  スルホキシド