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J-GLOBAL ID：201502208939644792   整理番号：15A0792280

天然の有機物質を除去するために圧力補助ろ過法を用いてまとめた種々な格子面間隔を持つ酸化グラフェン超薄ナノシート膜

Ultrathin graphene oxide nanosheet membranes with various d-spacing assembled using the pressure-assisted filtration method for removing natural organic matter

著者 (5件)： XIA Shengji (State Key Lab. of Pollution Control and Resources Reuse, Tongji Univ., Shanghai 200092, CHN) ,  NI Muzi (State Key Lab. of Pollution Control and Resources Reuse, Tongji Univ., Shanghai 200092, CHN) ,  ZHU Tongren (Dep. of Civil, Architectural and Environmental Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA) ,  ZHAO Yu (State Key Lab. of Pollution Control and Resources Reuse, Tongji Univ., Shanghai 200092, CHN) ,  LI Nana (State Key Lab. of Pollution Control and Resources Reuse, Tongji Univ., Shanghai 200092, CHN)
資料名： Desalination  (Desalination)
巻： 371  ページ： 78-87  発行年： 2015年09月01日 
JST資料番号： B0934A  ISSN： 0011-9164  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化グラフェン(GO)の特異な2次元構造と化学特性は,この新しいタイプの膜を調製するための簡易な積層方法を提供する。本研究では,圧力補助ろ過法を用いて,3つのジアミンモノマーによりポリエーテルスルホン(PES)支持体上で架橋したGO膜を調製した。調製したGO膜は,ナノシートにより形成された良好な積層構造を持ち,それらが,架橋により共有結合しているため,安定であった。種々なジアミンモノマーの合成膜への影響を,フーリエ変換赤外分光法(FTIR),動的接触角(CA)の測定,走査電子顕微鏡観察(SEM),X線光電子分光法(XRD)を含む幾つかの特性分析法を用いて分析した。天然の有機物質(NOM)に対するGO膜の除去性能を詳細に研究した。透過水について,溶存有機炭素(DOC),紫外線吸収率(UV₂₅₄),分子量分布(MWD),ならびに,蛍光励起-発光マトリックス(EEMs)を解析した。結果は,C-N共有結合がGOとジアミンの間に形成され,層間隔と伸張を効果的に抑制したことを示し,これが,最良のエチレンジアミンの性能をもたらした。概して,超薄GO複合膜は,NOMから種々な汚染物質を効果的に除去するばかりでなく,水フラックスと耐汚損性性能を適度にした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高分子分離膜 ,  *グラフェン ,  酸化物 ,  *ジアミン ,  *架橋【高分子】 ,  架橋化合物 ,  ナノ構造 ,  膜 ,  浄水 ,  有機物 ,  膜濾過 ,  ナノシート
準シソーラス用語： NOM ,  *酸化グラフェン

分類 (3件)： 用水の物理的処理  (SC02030T) ,  膜分離  (XD02120Z) ,  ろ過,遠心分離  (XD02050X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機物質 ,  ろ過法 ,  格子面間隔 ,  酸化グラフェン ,  ナノシート