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J-GLOBAL ID：201502208940177316   整理番号：15A1033475

衝動選択としての運転中の電子メール連絡:行動経済学分析

Texting while driving as impulsive choice: A behavioral economic analysis

著者 (3件)： HAYASHI Yusuke (Pennsylvania State Univ., Hazleton, 76 Univ. Drive, Hazleton, PA 18202, USA) ,  RUSSO Christopher T. (Pennsylvania State Univ., Hazleton, 76 Univ. Drive, Hazleton, PA 18202, USA) ,  WIRTH Oliver (National Inst. for Occupational Safety and Health, 1095 Willowdale Rd, Morgantown, WV 26505, USA)
資料名： Accident Analysis & Prevention  (Accident Analysis & Prevention)
巻： 83  ページ： 182-189  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： D0828A  ISSN： 0001-4575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,運転中のメール連絡の遅延割引の役割を調査するための,行動経済分析の効用を調べることをめざした。147名の大学生たちが,彼らがどのくらいの頻度で,運転中にメールの送受信をするかを評価するための調査に回答した。この情報に基づき,学生たちは,つぎの2集団のひとつに割当てられた:運転中に頻繁にメール連絡する19名と,運転中に滅多にメール連絡しないが性別,年齢,教育年数,および運転年数が同一の,19名のマッチング対比学生。二集団は,彼らが割引きまたは減価した,遅延割引タスクを用いて,仮説の金額報酬を遅らせた範囲について比較された。このタスクで,学生たちは(1週間から10年間の)遅延後にもらえる1000ドルと,ただちにもらえる同額以下の金額の間で,繰り返し選択を行った。結果は,運転中にメール連絡する学生たちは,マッチングの対比学生たちよりも,かなり高い率で,遅延報酬割引を行ったことを示す。本研究は,運転中のメール連絡は,基本的に運転者の衝動的選択で,また行動経済手法が,危険行動の基礎にある意思決定プロセスを調べるための,有益な研究ツールである可能性があるという結論を支持する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *電子メール ,  特性 ,  思考 ,  選択 ,  意思決定 ,  *経済学 ,  大学生 ,  安全解析
準シソーラス用語： 行動経済学 ,  衝動性 ,  遅延割引

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電子メール ,  行動経済学 ,  分析