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J-GLOBAL ID:201502208955489330   整理番号:15A0485327

揮発性有機化合物のマイクロ波誘起プラズマ質量分析によるアンビエントイオン化と直接同定

Ambient ionization and direct identification of volatile organic compounds with microwave-induced plasma mass spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 388-395  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: D0604A  ISSN: 1076-5174  CODEN: JMSPFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究で,揮発性有機化合物のマイクロ波誘起プラズマイオン化(MIPI)源のアンビエントイオントラップ質量分析計との組み合わせの利用による革新的な方法を報告する。直接試料蒸気のMIPIを利用し,分析が試料調製,又はその後の加熱を伴わずに達成された。標的化合物の相対的存在度が,数秒でほぼ瞬時に得られる。種々の揮発性化合物のイオン化過程が最適化され,検出限界は,0.15~4.5pptv,又は0.73~8.80pgml-1の範囲であることが確認された。相対標準偏差(RSD)は,4~14%の範囲である一方で,検量線の相関係数(R2)は,0.98以上であった。この新たな方法は,容易な操作で時間を節約し,高感度で安価な長所を持つ。また,n-アルカン鎖のイオン化過程をMIPI法によって調べ,他のイオン化技術によって詳細に報告されていない独特の[M+13]+が検出された。本研究で得られた実験結果と入手される文献の情報を基に,プラズマ環境中でのn-アルカン類が,スキームで示す通り,水和イオン[M+13]+と[M+13+18]+と共に,プロトン化シクロペンタジエン[M-5]+,又はアルキル置換類縁体をおそらく与えるイオン化機構を提案した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  質量スペクトル(分子) 
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