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J-GLOBAL ID：201502208955951875   整理番号：15A1075574

MATLAB/Simulinkを用いた音信号処理による技術英語教育

An Education Method of Technical English based on Sound Signal Processing with MATLAB/Simulink

著者 (3件)： 中本昌由 (広島大) ,  山本透 (広島大) ,  平川友大 (広島大)
資料名： 電気学会制御研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： CT-15  号： 96-104.107-115  ページ： 65-70  発行年： 2015年08月31日 
JST資料番号： L8007A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大学では英語教育のために多くの時間が確保されているが,技術英語は一般教養の英語とは異なり,そのスタンダードな教育方法が確立されているといえない。本論文では,信号処理を必修とする学生に対して英語の実験テキストを用意し,実験に関する理論と方法を英語で理解させる技術英語教育方法について述べた。具体的に,入力信号と理想的な出力信号をあらかじめ与え,理想的な出力となるディジタルフィルタを設計させる実験を課題とし,1)専門用語の定義,2)周波数解析の説明,3)最小二乗近似に基づく低域通過フィルタの設計法と高域通過フィルタへの変換方法,及び窓関数による設計法の解説,4)MATLAB/Simulinkによる信号処理システムの記述,5)設計したフィルタに対する特典評価方法,6)フィルタ設計における制約,7)実験におけるヒントからなる英語の実験テキストを示した。実験は3つのグループで競い合う形で行い,5)~7)を読み込んで考える必要があるようにした。学生のレポートの内容から本実験テキストは十分理解でき,いかに少ない次数でよりよい信号処理が行えるかを考える姿勢に繋がっていることが確かめられた。

シソーラス用語： プログラムパッケージ ,  シミュレータプログラム ,  *信号処理 ,  *音声処理 ,  *英語 ,  *ディジタルフィルタ ,  評価試験 ,  専門用語 ,  近似法 ,  フィルタ設計 ,  実験
準シソーラス用語： MATLAB ,  Simulink ,  *音信号処理 ,  技術英語教育 ,  最小二乗近似 ,  被験者実験

分類 (4件)： 信号理論  (ND02020G) ,  音声処理  (JE05000E) ,  情報加工一般  (AC05010A) ,  ディジタルフィルタ  (NC04022Z)

引用文献 (3件)：

• A. V. Oppenheim and R. W. Schafer, Discrete-Time Signal Processing, Prentice Hall, Aug. 2009.
• V. K. Ingle, and J. G. Proakis, Digital Signal Processing Using MATLAB, Cengage Learning, Jan. 2011.
• S. K. Mitra, Digital Signal Processing, McGraw Hill Higher Education, Jun. 2011.

タイトルに関連する用語 (5件)： MATLAB ,  Simulink ,  音信号 ,  英語 ,  教育