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J-GLOBAL ID:201502208973312146   整理番号:15A1220057

酸不溶性カルボン酸モノマーを含むヒドロゲル粒子の作製とpH応答性

Preparation and Characterization of pH-Responsive Hydrogel Particles with Acid-Insoluble Carboxy-Containing Monomer
著者 (4件):
資料名:
巻: 72  号: 10  ページ: 642-647 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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pHに対してシャープな応答性を示すヒドロゲル粒子を作製するために,酸不溶性カルボン酸モノマーであるN-パラカルボキシフェニルアクリルアミド(NCPAM)を,アクリルアミド,N,N′-メチレンビスアクリルアミドとエタノール中で沈殿共重合させた.NCPAMの合成は,p-アミノ安息香酸と塩化アクリロイルを反応させることにより行い,NCPAMがpH 4.5付近で可溶不溶転移挙動を示すことを透過率測定の結果から確認した.重合はモノマーの仕込み組成にかかわらず,ほぼ定量的に進行した.粒子径のpH依存性を動的光散乱により評価したところ,NCPAMを含むヒドロゲル粒子は,汎用性モノマーであるメタクリル酸(MAc)に比べて,pHに対してシャープに応答する傾向を示した.NCPAMの含量が高いほど粒子径が変化するpHの幅は狭くなり,40 wt%の粒子では約0.5となった.MAcを含む粒子では,解離度が0.1から徐々に粒子径の変化が起こるが,NCPAMでは疎水性相互作用がはたらくため,カルボキシ基が約半分解離したときにはじめて粒子径が大きく変化した.(著者抄録)
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分類 (3件):
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重合反応一般  ,  高分子溶液の物理的性質  ,  高分子固体の構造と形態学 
物質索引 (6件):
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引用文献 (21件):
  • 1) R. Langer and N. A. Peppas, AIChE J., 49, 2990 (2003).
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