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J-GLOBAL ID：201502208983421377   整理番号：15A0949554

バイオマス由来の飛灰によるTMP(熱機械的パルプ化)工程の廃液処理

Process for Treating Spent Liquor of the TMP Process with Biomass-Based Fly Ash

著者 (2件)： OVEISSI Farshad (Lakehead Univ., Ontario, CAN) ,  FATEHI Pedram (Lakehead Univ., Ontario, CAN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 54  号： 29  ページ： 7301-7308  発行年： 2015年07月29日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TMP工程の廃液中のリグニン吸着,生物学的酸素要求量(COD)と濁度の低減に飛灰を用い,飛灰添加量(0~110mg/g),処理時間(~25時間),処理条件等の影響を調べた。処理条件は吸着-分離の工程回数,処理時間,飛灰の前処理,即ち水洗浄の有無とpH調整等であった。添加量が60mg/gを超えたり,処理時間が5時間を越えるとその影響はほぼ一定となった。水洗後pH調整した飛灰の影響は濁度低減のみに認められた。廃液1gに付き飛灰添加55mg,30°C,3時間の条件でのリグニン除去率,COD及び濁度低減率はそれぞれ53,49,89%であり,処理回数を2回にするとそれぞれ,68,70,94%に向上した。

シソーラス用語： *フライアッシュ ,  パルプ化 ,  *廃水処理 ,  リグニン ,  *吸着 ,  COD【水質】 ,  混濁度

分類 (1件)： 廃水処理  (YL01030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： バイオマス由来 ,  飛灰 ,  TMP ,  パルプ化 ,  廃液処理