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J-GLOBAL ID：201502208983460836   整理番号：15A1233210

つばきeLINKの公共施設における活用方法の提案

著者 (3件)： 岡田直樹 (椿本チエイン) ,  小山晋吾 (椿本チエイン) ,  植平眞 (椿本チエイン)
資料名： Tsubaki Technical Review  (Tsubaki Technical Review)
巻： 25  号： 1  ページ： 11-16  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： L2828A  ISSN： 1340-6272  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： つばきeLINK(以下 eLINK)は電気自動車(EV)などから施設に交流給電ができるVehicle to Home(V2H)対応のEV電力システムである。本報では,公共施設で行った2件の実証実験内容を報告し,公共施設におけるeLINKの活用方法を提案した。eLINKの運転モードには,1)停電時の非常用電源,2)平常時の系統連系,3)充電 の3つがある。給電出力は5kW,充電出力は4.5kWである。実験1)は川崎市から委託を受けて,A.停電時の非常用電源としての活用,およびB.平常時のピークカット利用としての導入効果を検証した。Aの結果は市が期待する給電時間9時間を確保できた。Bの結果は予約充電モードで夏季7.5%,冬期8.7%のピークカットができた。実験2)は横須賀市のデマンドレスポンス(抑制電力量に応じて報酬を得る電力消費抑制システム)実験に参加した。3箇所の行政センターで4か月実施し,平均で2.24~5.21kWhの電力量を抑制できた。公共施設におけるeLINKの活用方法として,停電時について中規模以下の施設と大規模施設別に提案した。平常時については予約充電モードの利用と給電/充電制御を行うことを提案した。

シソーラス用語： *電気自動車 ,  *公共施設 ,  *電力供給 ,  交流 ,  二次電池 ,  電力系統 ,  停電 ,  非常用電源 ,  充電 ,  実証実験 ,  神奈川県
準シソーラス用語： eLINK ,  *プラグイン電気自動車 ,  横須賀市 ,  車載蓄電池 ,  川崎市 ,  電力網

分類 (2件)： 電力系統一般  (NB02000E) ,  電気自動車  (QG07020B)

引用文献 (1件)：

• 小山晋吾、岡田直樹、植平 眞、つばき eLINK(電力システム)、TSUBAKI TECHNICAL REVIEW Vol,24, No.1, 2014

タイトルに関連する用語 (4件)： つば ,  公共施設 ,  活用 ,  提案