文献
J-GLOBAL ID:201502208990021740   整理番号:15A0006638

アンペロメトリーH2センサと直接メタノール燃料電池用の二金属コア-シェルAg@Ptナノ粒子修飾MWNT電極

Bimetallic core-shell Ag@Pt nanoparticle-decorated MWNT electrodes for amperometric H2 sensors and direct methanol fuel cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 208  ページ: 7-13  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多層カーボンナノチューブ上に結合した二金属コア-シェルAg@Ptナノ粒子(NP)(Ag@Pt-MWNT)を,化学還元によるMWNT上へのAg NPの生成と続くAgのPtCl62-によるガルバニック置換により合成した。Ag@Pt-MWNTの合成に成功したことは,化学組成,吸収,微細構造をいろいろな材料分析法(UV-vis,SEM,EDS,TEM)を用いてプローブすることにより確認した。二金属粒子は,TEM像ではコア-シェル構造を有していることがわかった。Agコアは平均サイズが約7nmで,小さなPt NPから成るシェルにより閉じこめられていた。Ag@Pt-MWNT修飾ガラス状炭素電極の電気化学的表面積は896cm2/mgで,これは市販の20wt% Pt-C(E-Tek)の1.5倍であった。Ag@Pt-MWNT電極は,同じ量のPtを負荷した同様のPt-MWNTおよびPt-C電極よりもメタノール酸化に対して高いピーク電流も示した。このことから,高い電極触媒活性とCO耐性を有することがわかった。更にアンペロメトリックガスセンサ電極を,多孔性PTFEシート上でAg@Pt-MWNT溶液を濾過することにより調製した。調製した電極は,H2検出において1.1μA/ppmの高感度を示し,5~1000ppmの広い濃度範囲で良好な直線応答を示した。またかなり良好な検出時間と長期安定性も持っていた。この高性能性は,多孔性Pt層を持つAg@Ptコア-シェル構造のユニークなナノ構造特性および活性化されたMWNT表面上への二金属NPの強い結合の結果,活性表面積が増加し,AgおよびPtの効果的相互作用が起こるためであることがわかった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  無機化合物の電気分析 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る