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J-GLOBAL ID:201502208990805296   整理番号:15A0958315

蛋白質でカプセル化した金ナノ粒子の核形成部位の位置決め: 分子動力学と蛍光研究

Locating the nucleation sites for protein encapsulated gold nanoclusters: a molecular dynamics and fluorescence study
著者 (5件):
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巻: 17  号: 34  ページ: 21935-21941  発行年: 2015年09月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質でカプセル化した蛍光性金ナノ粒子は,生体センシングおよびイメージングのための新規な蛍光標識として,その特異な特性により,近年,大きな注目を集めている。しかしながら,蛋白質中の金ナノ粒子の核形成部位および蛍光機構などの基本的疑問は未解決である。本論文で,完全原子的分子動力学(MD)シミュレーションと蛍光分光研究を組合せて,ウシ血清アルブミン(BSA)中の金ナノクラスタの位置決めに関する研究を提示する。MDシミュレーションにより,IIBおよびIA領域に2つの主要部位があるものの,BSAの全3領域にまたがる多数のシステイン部位に近接して成長した金クラスタは,12原子以上からなる大形クラスタを収納することがわかった。蛍光のpH依存性は,IIBおよびIA領域中の可能な核形成部位に対応することが見出された。さらに,トリプトファンと金ナノクラスタ間のエネルギー移動から,分離距離は29.7Åであることが明らかになり,金ナノクラスタは,IB領域中の主要核形成部位中に位置することが最も確からしいことが示された。金ナノクラスタおよび周囲アミノ酸残基の詳細な位置が解明されたことにより,その蛍光機構をより良く理解し,蛍光ナノ標識としての最適化に支援が可能と推定される。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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原子・分子のクラスタ  ,  その他の成形  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  計算機シミュレーション 

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