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J-GLOBAL ID:201502208991557806   整理番号:15A1368527

遊離と固定化した微生物コンソーシアムによる異なる石油系炭化水素の生分解

Biodegradation of different petroleum hydrocarbons by free and immobilized microbial consortia
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 12  ページ: 2022-2033  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: W1160A  ISSN: 2050-7887  CODEN: ESPICZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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異なる種類の石油系炭化水素の分解における遊離と固定化した微生物コンソーシアムの効率を調べた。本研究では,遊離の微生物コンソーシアムの最適環境条件下で,7日後にナフタレン,フェナントレン,ピレンと原油の生分解率は約80%,30%,56%と48%に達した。石油系炭化水素との5つのユニークな共代謝物質を評価し,グルコース,α-ラクトース,可溶性デンプン,酵母粉末と尿素の中で,α-ラクトースが最良の共代謝物質であった。直交生分解分析の結果は,半成コークスが最良の固定化担体であり,クルミ殻と活性炭がそれに続くことを示した。一方,半成コークス固定化微生物コンソーシアムの生分解に寄与する様々な要因の重要性は,α-ラクトース>半成コークス>アルギン酸ナトリウム>CaCl2の順であった。さらに,3g/Lの原油濃度,20g/LのNaCl濃度,pH7.2~7.4と25°Cの温度などの環境条件下で5d後に,固定化した微生物コンソーシアムの分解率(47%)は,遊離の微生物コンソーシアム(26%)よりも高かった。SEMとFTIR分析は,半成コークスの構造がより多孔性となり微生物コンソーシアムに容易に付着することを明らかにした。官能基(例えば,ヒドロキシとリン酸塩)は微生物コンソーシアムで同定され,固定化により変化した。本研究では,微生物修復の応用分野を拡大する固定化により,環境への微生物の適応能力を改善できることを実証した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質 
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