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J-GLOBAL ID：201502208994726411   整理番号：15A0202921

カルボニル含有分子と1,2,3分子のCO₂の組合せによる錯体におけるテトレル結合,カルコゲン,およびCHO水素結合

Tetrel, chalcogen, and CHO hydrogen bonds in complexes pairing carbonyl-containing molecules with 1, 2, and 3 molecules of CO₂

著者 (2件)： AZOFRA Luis M. (Instituto de Quimica Medica, CSIC, Juan de la Cierva, 3, E-28006 Madrid, ESP) ,  SCHEINER Steve (Dep. of Chemistry and Biochemistry, Utah State Univ., Logan, Utah 84322-0300, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 3  ページ： 034307-034307-9  発行年： 2015年01月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H₂CO,CH₃CHO,および(CH₃)₂COと1,2,3分子のCO₂の組合せによる錯体についてab initio計算により検討した。三種のヘテロ二量体が観測され,多くはCO₂の炭素原子に対するテトレル結合を含み,いくつかはCHO水素結合が補助的に働く。ヘテロ二量体の一つのタイプは二つの分子のC=O結合の逆平行配置により安定化する。結合エネルギーはカルボニル上のメチル置換により増強され,2.4~3.5kcal/molの間で変化する。自然結合軌道解析によりπ^*(CO)反結合軌道への電荷移動を相互作用の主因と同定した。ヘテロ三量体および四量体は二成分系錯体の構造および結合特性を多く含むが,またOOカルコゲン結合を誘起する。これらの大きい錯体はごく少量の協調性を示すのみである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カルボニル基 ,  *二酸化炭素 ,  *分子化合物 ,  水素結合 ,  結合エネルギー ,  置換基効果 ,  分子軌道法 ,  密度汎関数法 ,  電荷移動錯体 ,  分子間相互作用 ,  二量体 ,  三量体 ,  四量体 ,  化学結合 ,  カルコゲン化物 ,  炭素族元素 ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族ケトン
準シソーラス用語： カルコゲン結合 ,  テトレル結合 ,  自然結合軌道法

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  分子間相互作用  (BH07020P) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (3件)： アセトアルデヒド ,  アセトン ,  ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (7件)： カルボニル ,  分子 ,  CO2 ,  組合せ ,  錯体 ,  カルコゲン ,  水素結合