文献
J-GLOBAL ID:201502209008465491   整理番号:15A0923017

金属構造化充填物に基づいた菌類生物膜リアクターはAspergillus oryzaeにより産生したGla::GFP融合蛋白質の品質を改善する

A fungal biofilm reactor based on metal structured packing improves the quality of a Gla::GFP fusion protein produced by Aspergillus oryzae
著者 (10件):
資料名:
巻: 99  号: 15  ページ: 6241-6254  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
菌類生物膜は,固体関連生理機構に従って二次代謝産物の分泌を促進することが知られている。本研究は,Aspergillus oryzaeによるGla::蛍光緑色蛋白質(GFP)融合蛋白質の生産のための,古典的深部発酵と菌類生物膜リアクターとの比較分析に基づいた。生物膜リアクターを,菌類バイオマスの付着を可能にする金属構造化充填物から構成した。標的蛋白質の生産はプロモーターglaBの制御下にあり,固体発酵において特異的に誘導されたので,培養の生物膜モードは全体的生産性を上昇させることが予想された。標的蛋白質の生産は培養の生物膜モードの使用により上昇したけれども,培養の深部培養モードを用いた時もまた融合蛋白質生産が顕著であることを見出した。この結果は,バイオマス自己分解をもたらす高剪断ストレス,及び細胞外培地への細胞内融合蛋白質の漏出と関係した。さらに,2-Dゲル電気泳動により,生物膜条件において生成した融合蛋白質統合性の保存を明らかにした。次いで,2種類の菌類生物膜リアクター設計,すなわち,充填物の完全浸漬したリアクター,あるいは充填物上で培養液を再循環したリアクターをさらに研究し,スケールアップの可能性を評価した。この文脈において,培養時の液体培地中の金属充填物の完全浸漬が,菌類バイオマスによる充填物の均一な定着を可能にし,融合蛋白質のより良い品質をもたらすことを示した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝と栄養  ,  微生物の接種・培養法 

前のページに戻る