抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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南牧村に暮らす安心感について,平成26年豪雪の記録より検討した。群馬県南牧村を対象に豪雪時の住民の行動に注目し,災害時のリスクを平準化する日常の暮らし,人々の関係について3名の移住者への聞き取り調査を実施して論点整理を行った。限定的な調査ではあったが,日常,非日常の記録を通し生きる技術の一端をみてきた。その結果,湧水,食材,薪など生きるうえで欠かせない資源へのアクセス,自ら作り調達する生き方,人々の助け合いがリスクを平準化することにつながった。それは,南牧村に暮らす安心感として提示できる。大事なことは,どう生きたいか,何を大事にするかである。最後に,3氏の南牧村で暮らす上での夢を紹介した。