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J-GLOBAL ID：201502209014105928   整理番号：15A0886807

栽培漁業 1 クルマエビ中間育成の検証と改善

著者 (6件)： 今中園実 (静岡県水産技術研) ,  阿久津哲也 (静岡県水産技術研) ,  山内悟 (静岡県水産技術研) ,  霜村胤日人 (静岡県水産技術研) ,  伊村律次 (静岡県水産技術研) ,  佐原山雄 (静岡県水産技術研)
資料名： 静岡県水産技術研究所事業報告
巻： 2013  ページ： 177-179  発行年： 2015年06月30日 
JST資料番号： S0008A  ISSN： 1883-3136  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 浜名湖におけるクルマエビ栽培漁業の中間育成について調査した。浜名湖に6カ所設置されているクルマエビの中間育成場の環境調査を中間育成時期である平成25年7~9月に行なった。その結果,水温は22.0~33.0°C,塩分は10.5~30.6の範囲内で,クルマエビの中間育成に問題はなかった。底質の被覆物は山崎育成場で7月,村櫛太田,鷲津で7,9月に多かった。粒度は全育成場の全定点でクルマエビ中間育成に好適とされる中砂~細砂(粒径250~63μm)が60%以上であった。硫化物含有量は山崎で7,9月,雄踏で9月に高い数値を示した。中間育成後の生残について坪狩り調査の結果,25年度の生残率は34.0~85.0%であり,概ね良好な結果が得られた。底質条件について漁業者にも簡便に利用できる指標化を検討した結果,被覆度については図示して漁業者に渡す予定である。中間育成に頼らない放流方法として,8月に鷲津のアマモ場においてクルマエビ種苗を直接放流した。

シソーラス用語： *栽培漁業 ,  *クルマエビ ,  *飼育 ,  水温 ,  塩分 ,  底質 ,  粒度 ,  硫化物 ,  生存率 ,  放流
準シソーラス用語： 環境調査 ,  種苗放流 ,  生残 ,  生残率 ,  *中間育成 ,  浜名湖

分類 (2件)： 増養殖の技術  (FH04020Y) ,  魚類以外の水産動物  (FH02030V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 栽培漁業 ,  クルマエビ ,  中間育成 ,  検証