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J-GLOBAL ID：201502209022936189   整理番号：15A0802583

有機グラフト結合層の組成により液晶ナノ粒子の空間的組織化を制御する

Controlling the Spatial Organization of Liquid Crystalline Nanoparticles by Composition of the Organic Grafting Layer

著者 (5件)： WOJCIK Michal M. (Fac. of Chemistry, Univ. of Warsaw, Pasteura 1, 02-093 Warsaw (Poland). [e-mail]) ,  OLESINSKA Magdalena (Fac. of Chemistry, Univ. of Warsaw, Pasteura 1, 02-093 Warsaw (Poland)) ,  SAWCZYK Michal (Fac. of Chemistry, Univ. of Warsaw, Pasteura 1, 02-093 Warsaw (Poland)) ,  MIECZKOWSKI Jozef (Fac. of Chemistry, Univ. of Warsaw, Pasteura 1, 02-093 Warsaw (Poland)) ,  GORECKA Ewa (Fac. of Chemistry, Univ. of Warsaw, Pasteura 1, 02-093 Warsaw (Poland). [e-mail])
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 21  号： 28  ページ： 10082-10088  発行年： 2015年07月06日 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液晶ナノ粒子の空間的秩序化を異なる因子によっていかに制御できるかを理解することは,それらのフォトニック応用をさらに発展するため重要である。本論文では,棒状チオールによって修飾した金ナノ粒子の液晶形成挙動を制御するための新しい重要なパラメータについて報告する。凝縮相においてハイブリッドナノ粒子の空間配置を制御するための効率的方法をナノ粒子表面の液晶形成グラフト結合層の組成を変える方法を用いて開発した。その組成を配位子交換反応の条件を変えてチューニングすることができた。メソゲン及びプロメソゲン配位子の熱的及び光学的挙動を示差走査熱量測定及びホットステージ偏光顕微鏡を用いて調べた。合成したハイブリッドナノ粒子の化学的構造を¹HNMR分光法,熱重量分析,X線光電子分光法及び元素分析により,また,その超構造は小角X線回折解析により調べた。構造研究からメソゲン配位子からなる有機サブ層は平均配位子数の増加に伴って密になり,従って,液晶相においてナノ粒子間の距離が隔てられ,それにより,これらの相のパラメータが変わることを示した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金 ,  *ナノ粒子 ,  *配位子交換 ,  *液晶 ,  構造 ,  示差走査熱量測定 ,  光学顕微鏡法 ,  陽子磁気共鳴 ,  熱重量分析 ,  X線光電子スペクトル ,  小角X線散乱 ,  *有機-無機ハイブリッド
準シソーラス用語： *金ナノ粒子 ,  超構造 ,  偏光顕微鏡法

分類 (2件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  液晶一般  (BK03010L)

物質索引 (2件)： N,N-ジオクチル-4-[4′-(11-メルカプトウンデシルオキシ)ビフェニル-4-イルオキシメチル]ベンズアミド ,  4-[4′-(11-メルカプトウンデシルオキシ)ビフェニル-4-イルオキシメチル]安息香酸9-オクタデセニル

タイトルに関連する用語 (5件)： グラフト結合 ,  組成 ,  液晶 ,  ナノ粒子 ,  組織化