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J-GLOBAL ID：201502209030837769   整理番号：15A0894996

分子の立体配座変化が自由エネルギーの変化にどのように影響するか

How Molecular Conformational Changes Affect Changes in Free Energy

著者 (4件)： AHMAD Mazen (Max Planck Inst. for Informatics, Saarbruecken, DEU) ,  HELMS Volkhard (Saarland Univ., Saarbruecken, DEU) ,  LENGAUER Thomas (Max Planck Inst. for Informatics, Saarbruecken, DEU) ,  KALININA Olga V. (Max Planck Inst. for Informatics, Saarbruecken, DEU)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 11  号： 7  ページ： 2945-2957  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンタルピーエントロピー補償(EEC)に立体配座変化も含めむようにして外部的仕事(摂動)の散逸を立体配座変化に関係付けた拡張を一般的EEC(GEEC)と命名し,摂動が起す外部的仕事の散逸に大きく関わっているエントロピー変化(散逸エントロピーと命名)と立体配座変化との間の定量的相関を調べた。ここでの発見は散逸エントロピーと分子系の最初及び最終状態の立体配座配分の間の相対的エントロピーの間の直接の相関を用いると自由エネルギーに関する立体配座の役割が説明できることであった。分子系の異なる部分の寄与への散逸エントロピー直接分割も述べた。散逸エントロピーの分子的基礎が自由エネルギー計算法及び自由エネルギー推算法の誤差源の同定に関する基礎的な影響を論じた。分子立体配座変化と散逸エントロピーの間の定量的関係を述べた。熱力学側からの散逸性,情報理論側からの相対的エントロピー,及び分子側からの立体配座側の三者間の類似性は生化学反応での立体配座変化の役割の理解を向上させる強力な概念としての相対的エントロピーの物理学的重要性に光を当てた。

シソーラス用語： *自由エネルギー ,  エントロピー ,  エンタルピー ,  *立体配座 ,  摂動 ,  エネルギー散逸 ,  熱力学

分類 (1件)： 生物物理学一般  (EA02020O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 分子 ,  立体配座変化 ,  自由エネルギー