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J-GLOBAL ID:201502209038177474   整理番号:15A1100021

副流煙を吸着させた布から放散される化学物質

Chemicals Released from Clothing Fabrics Exposed to Sidestream Smoke
著者 (4件):
資料名:
号: 65  ページ: 209-215  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: G0682A  ISSN: 1348-9046  CODEN: TKAKC7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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三次喫煙とは,喫煙後の室内内装や喫煙者の衣類等に付着したたばこ煙による受動喫煙のことである。本研究では,三次喫煙の実態を把握するために,副流煙を吸着させた布から放散される化学物質について調査を行った。方法は,布と点火したたばこをチャンバー(約175L)に入れ,布に副流煙を吸着させた後,ビニル製バッグに移した。このバッグに乾燥空気を注入し,静置して,布に吸着した化学物質を再放散させた。11種類の布について,バッグ内空気中の化学物質を測定した結果,主に検出された物質は,ニコチン,3-エテニルピリジン,アルデヒド類及び揮発性有機化合物類を含む23物質であった。ホルムアルデヒド及び2-フルアルデヒドは11試料全てから,ニコチンは10試料から検出された。23物質の総濃度は布によって差が見られ,生地の厚さと物質濃度との間には正の相関が見られた。再放散の時間的な傾向については,23物質の濃度合計の約半量が再放散されるのは,たばこ煙吸着後の最初の20~45分間であると推計された。以上の結果から,三次喫煙の影響を低くするためには,たばこ煙が付着した上着等を非喫煙場所に持ち込まないことが有効であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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圃場作業用機械 
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