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J-GLOBAL ID：201502209062461302   整理番号：15A1390538

生物模倣工学ポリマ膜によるナノリアクタの刺激トリガ活性

Stimuli-Triggered Activity of Nanoreactors by Biomimetic Engineering Polymer Membranes

著者 (8件)： EINFALT Tomaz (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  GOERS Roland (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  GOERS Roland (ETH Zuerich, Basel, CHE) ,  DINU Ionel Adrian (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  NAJER Adrian (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  SPULBER Mariana (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  ONACA-FISCHER Ozana (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  PALIVAN Cornelia G. (Univ. Basel, Basel, CHE)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 15  号： 11  ページ： 7596-7603  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 刺激に依るトリガ活性を持つナノリアクタをポリマソームの生物模倣化学修飾により示した。A-B-Aトリブロックコポリマ(A:ポリメチルオキサゾリン,B:ポリジメチルシロキサン)によるポリマソームに酵素(セイヨウワサビペルオキシダーゼ,HRP)をカプセル化し,膜に選択的な透過性を制御するために,化学修飾した外膜孔蛋白質(OmpF)ポリンを用いた。OmpFポリン孔空洞のK16及びK46残基をレブリン酸で修飾してカルボニル基を導入し,シアニン5(Cy5)-ヒドラジドを結合した。Cy5をヒドラゾン結合の結合-開裂によるOmpFポリン孔の開閉に関わるキャップ分子とし,環境pH変化により膜透過分子の流れに関与して酵素活性を制御するゲートとした。ポリマソーム内のHRPのトリガ酵素活性をpH5.5及び7.4におけるテトラメチルベンジジン蛍光アセイにより確かめた。

シソーラス用語： *マイクロリアクタ ,  *ベシクル ,  *リポソーム ,  トリブロック共重合体 ,  ポリオキサゾリン ,  ポリジメチルシロキサン ,  カプセル封じ ,  信号 ,  酵素活性度 ,  *膜透過 ,  *制御 ,  ポリン ,  外膜タンパク質 ,  化学修飾 ,  応答特性 ,  pH【水素イオン指数】 ,  セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  ヒドラジド ,  ヒドラゾン ,  蛍光測定 ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ケト酸
準シソーラス用語： キャップ分子 ,  トリガ ,  *ナノリアクタ ,  *ポリマソーム ,  OmpF ,  酵素活性

分類 (2件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (3件)： Cy5 ,  テトラメチルベンジジン ,  レブリン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 生物模倣工学 ,  ポリマ膜 ,  ナノリアクタ ,  刺激 ,  トリガ ,  活性