文献
J-GLOBAL ID:201502209068204670   整理番号:15A0958233

低温プラズマ(LTP)周囲イオン化質量分析によるぶどう酒中の多重クラス殺菌剤の迅速決定

Rapid determination of multiclass fungicides in wine by low-temperature plasma (LTP) ambient ionization mass spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 7345-7351  発行年: 2015年09月07日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
低温プラズマ(LTP)プローブは,固有環境中の比較的複雑な試料の直接かつ迅速な周囲イオン化および多量分析を可能にする血漿に基づく方法である。これは周囲脱着/イオン化質量分析(MS)法に属し,これらの特徴は,食品の品質および安全試験の要件に対して十分一致している。本研究では,ワイン中の農薬の迅速なスクリーニングおよび検出のために,LTP-MSの適用を評価した。試料抽出物(各溶液の3μL)のアリコートを,LTP-MS分析のための加熱した(120°C)顕微鏡用スライドガラスに堆積させた。LTP-MSの分析性能を,実際のぶどう酒試料中のそれらの関連性および存在に応じて選択された,1組の10の多重クラス殺菌剤について検討した。試験に含まれた化合物は,アゾキシストロビン,カルベンダジム,ジメトモルフ,フェンヘキサミド,フルシラゾール,メタラキシル,ペンコナゾール,テブコナゾール,イマザリルおよびチアベンダゾールであった。次に示す異なる2つのアプローチを検討した。(i)単純な試料希釈液に加えて,前処理していないぶどう酒の直接分析,そして(ii)高分子カートリッジによる固相抽出を用い,完全な試料調製段階後に得られる試料抽出物の分析。提案アプローチによって,陽イオン化モードにより操作したイオントラップによるタンデム質量分析試験によって,15μg L-1~300μg L-1の範囲(すべての例においてEU規則に規定する許容残留量(MRL)を満たす。)の低濃度レベルにおいて,ぶどう酒中の農薬を検出することができた。実際の赤ワイン市場試料で得られた定質結果は,液体クロマトグラフィー/質量分析に基づく参照方法と十分に等しかった。示された種々の例は,希釈に加えて試料処理段階がなく,飲料中のこれらの化学物質検出のために,周囲LTP-MSを適用できることを実証した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農薬一般  ,  食品の汚染  ,  質量分析 
物質索引 (10件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る