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J-GLOBAL ID：201502209074640750   整理番号：15A1283693

グラファイト担持白金-ルテニウム二成分系金属クラスタ 蒸着と無電解メッキ法の比較

Platinum-ruthenium bimetallic clusters on graphite: a comparison of vapor deposition and electroless deposition methods

著者 (7件)： GALHENAGE Randima P. (Dep. of Chemistry and Biochemistry, Univ. of South Carolina, Columbia, SC 29208, USA. [e-mail]) ,  XIE Kangmin ,  DIAO Weijian ,  TENGCO John Meynard M. ,  SEUSER Grant S. ,  MONNIER John R. ,  CHEN Donna A.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 42  ページ： 28354-28363  発行年： 2015年11月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高配向性熱分解グラファイト(HOPG)表面に白金-ルテニウム二成分系クラスタを成長させた。これらの研究はよくキャラクタリゼーションされた蒸着クラスタと工業触媒調製に適している無電解めっきクラスタの間の材料ギャップの橋渡しを助けた。蒸着実験では二成分系金属クラスタをRu上のPtまたはPt上のRu逐次蒸着により調製した。Ar⁺スパッタリングによりPtまたはRuの核形成サイトとなる欠陥を誘起させたHOPG表面上に第一金属の種クラスタを成長させた。非修飾HOPG表面ではPtおよびRuクラスタの両者がステップエッジに選好的に核形成するが,スパッタされた表面では比較的均一なサイズおよび空間分布のクラスタが成長した。低速イオン散乱実験は二成分金属クラスタの表面組成が体積順序によらずPtに富み,クラスタ中の金属の相互拡散が室温で容易であることを示した。スパッタ処理されたHOPG上のRu種クラスタ上のPtのPt²⁺溶液からジメチルアミンボランを還元剤としてpH11,40°Cの無電解メッキにより二成分系クラスタを調製した。無電解メッキ浴に浸漬した後,PtはRu種クラスタに取り込まれて選択的にRu上に担持されることを表面上のPtのXPS検出およびクラスタ数の増大なしに平均クラスタ高が増大することにより実証した。Pt種クラスタ上のRuの無電解メッキをあわせて行ったが,この方法は担持させたい金属イオンよりも還元電位が高い他の溶液中金属イオンの存在に極めて敏感であることを強調した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 高配向性熱分解グラファイト ,  *白金 ,  *ルテニウム ,  *金属クラスタ ,  二成分系 ,  *電子ビーム蒸着 ,  *無電解めっき ,  イオンビームスパッタリング ,  表面欠陥 ,  核形成 ,  低速イオン散乱 ,  固体内拡散 ,  X線光電子スペクトル ,  走査型トンネル顕微鏡
準シソーラス用語： HOPG ,  表面組成

分類 (5件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  金属の結晶成長  (BK13030M) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  固-気界面一般  (CB12041H) ,  金属系の相平衡・状態図  (CB03012T)

物質索引 (1件)： ジメチルアミンボラン

タイトルに関連する用語 (8件)： グラファイト ,  担持 ,  白金 ,  ルテニウム ,  二成分系 ,  金属クラスタ ,  蒸着 ,  無電解メッキ法