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J-GLOBAL ID：201502209076627548   整理番号：15A1396761

磁気抵抗センサのための制御電流パルスに基づくヒステリシス補正

Hysteresis Compensation Based on Controlled Current Pulses for Magnetoresistive Sensors

著者 (4件)： XIE Fei (Friedrich-Alexander-Univ. Erlangen Nuremberg) ,  XIE Fei (Siemens Corporate Technol., Erlangen, DEU) ,  WEISS Roland (Siemens AG, Erlangen, DEU) ,  WEIGEL Robert (Friedrich-Alexander-Univ. Erlangen Nuremberg, Erlangen, DEU)
資料名： IEEE Transactions on Industrial Electronics  (IEEE Transactions on Industrial Electronics)
巻： 62  号： 12  ページ： 7804-7809  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： C0234A  ISSN： 0278-0046  CODEN： ITIED6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,異方性磁気抵抗,巨大磁気抵抗およびトンネル磁気抵抗のセンサのような磁気抵抗(MR)センサの測定精度を向上するための新規なヒステリシス補正法を提示した。ただ1つの巻線からなるコイルを磁気センサ上に統合した。組み込みコイルを用い,制御パルスとして非常に短い正と負の電流パルスを使用することにより,最小の電気エネルギーでMRセンサのピン止めの検出層の磁化を確定状態に維持することができた。電流パルスの間でのセンサ層の深い磁気飽和のために,測定サイクルの期間中,MRセンサを常に同じ磁気ループに保つことができた。このように固定ヒステリシスを有する固定磁気ループを規定した。従って,正パルスと負パルス後のセンサの出力信号の平均値はほぼ一定になり,結果として,ヒステリシスの影響を大幅に低減できる可能性がある。実験の結果,新規なヒステリシス補正法を適用することにより,ヒステリシスを適用前の値の約20%低減できることがわかった。

シソーラス用語： *磁気抵抗効果 ,  *補正 ,  インダクタ ,  電流 ,  磁化 ,  磁気飽和 ,  ループ ,  *磁気センサ ,  磁気抵抗 ,  FPGA
準シソーラス用語： コイル【電気】 ,  トンネル磁気抵抗 ,  *ヒステリシス補正 ,  巨大磁気抵抗 ,  磁気ループ ,  電流パルス

分類 (3件)： 磁電デバイス  (NC03100X) ,  磁性材料  (NA04040H) ,  磁区・磁化過程一般  (BM06111M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 磁気抵抗センサ ,  制御電流 ,  パルス ,  ヒステリシス補正