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J-GLOBAL ID：201502209086217681   整理番号：15A0649492

エチレンプラントにおける制御改善によるコストダウン

The cost cut by the process control systems improvement in an ethylene plant.

著者 (1件)： 吉丸龍二 (大阪石油化学 泉北工業所)
資料名： アロマティックス  (Aromatics)
巻： 67  号： 春季号  ページ： 113-116  発行年： 2015年04月25日 
JST資料番号： G0545A  ISSN： 0365-6187  CODEN： AROMBO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エチレンプラントにおける制御改善によるコストダウンとして,C2留分の精留工程で使用されるプロピレン冷凍系を対象とした,制御改善によるエネルギー効率の向上と,それによるコストダウンを紹介する。近隣都市ガス会社と連携した液化天然ガスによるプロピレン圧縮熱の除熱補強とプロピレン冷媒の過冷却化を目的として設備を導入した。併せてプロピレン冷凍系でボトルネックとなっていたエチレン精留塔凝縮器も更新した。この設備改造によりプロピレン冷凍系原単位の向上とコストダウンを実現し,良好な運転状態を維持している。プロピレン冷凍系の余剰マージン回収に関しては最適化システムの再構築ではなく,限界値制御システムを採用した。

シソーラス用語： *化学プラント ,  *プロセス制御 ,  原価低減 ,  蒸留 ,  冷凍サイクル ,  液化天然ガス ,  閾値 ,  制御系 ,  アルケン
準シソーラス用語： 精留

分類 (1件)： 化学プロセスの制御  (XC02020N)

物質索引 (2件)： エチレン ,  プロピレン

タイトルに関連する用語 (2件)： エチレンプラント ,  コストダウン