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J-GLOBAL ID：201502209102183599   整理番号：15A0802506

オキセタンの酸化還元開始カチオン重合

Redox initiated cationic polymerization of oxetanes

著者 (1件)： CRIVELLO James V. (Dep. of Chemistry and Chemical Biology, Rensselaer Polytechnic Inst., 110 8th Street, Troy, New York, 12180)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 53  号： 16  ページ： 1854-1861  発行年： 2015年08月15日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3,3-二置換オキセタンモノマはジアリールヨードニウムまたはトリアリールスルホニウム塩酸化剤およびヒドロシラン還元剤の存在下に速い発熱性の酸化還元カチオン開環重合をすることを見いだした。酸化還元反応は貴金属錯体を触媒として必要とし,いくつかの触媒候補を評価した。パラジウム錯体Cl₂(COD)Pd^IIは良好なシェルフライフ安定性を与え,同時に多様なヒドロシラン還元剤の存在下に高活性を示した。一連の多様な構造をもつオキセタンモノマが酸化還元カチオン条件で重合した。少量のアルキル化エポキシドを「キックスタート」加速剤として添加すると酸化還元開始カチオン重合は誘導期間の顕著な減少により異常に速くなった。これらの結果を機構的に説明した。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化還元反応 ,  *カチオン重合 ,  *環状エーテル ,  有機ヨウ素化合物 ,  スルホニウム ,  酸化剤 ,  開環重合 ,  *パラジウム錯体 ,  クロロ錯体 ,  安定性 ,  シェルフライフ ,  *パラジウム触媒
準シソーラス用語： エポキシド ,  *オキセタン誘導体 ,  ヨードニウム化合物 ,  酸化還元

分類 (3件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I)

物質索引 (13件)： 1,1,3,3-テトラメチルプロパンジシロキサン ,  COD ,  リモネン-1,2-オキシド ,  3-(2-エチルヘキシルオキシメチル)-3-エチルオキセタン ,  ビス(3-エチルオキセタン-3-イルメチル)エーテル ,  1,4-ビス(3-エチルオキセタン-3-イルメトキシメチル)ベンゼン ,  3-(ベンジルオキシメチル)-3-エチルオキセタン ,  3-(フェノキシメチル)-3-エチルオキセタン ,  1,2:8,9-ジエポキシリモネン ,  フェニル[4-(オクチルオキシ)フェニル]ヨードニウム ,  [4-(デシルオキシ)フェニル]ジフェニルスルホニウム ,  [4-(フェニルチオ)フェニル]ジフェニルスルホニウム ,  メチルオクチル(2-フェニル-2-オキソエチル)スルホニウム

タイトルに関連する用語 (3件)： オキセタン ,  酸化還元 ,  カチオン重合