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J-GLOBAL ID:201502209123566617   整理番号:15A0978020

コムギPm3耐性対立遺伝子に及ぼすBlumeria graminis f.sp.triticiの非病原性に関与する遺伝子座の遺伝的および分子的特性化

Genetic and molecular characterization of a locus involved in avirulence of Blumeria graminis f. sp. tritici on wheat Pm3 resistance alleles
著者 (11件):
資料名:
巻: 82  ページ: 181-192  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コムギうどんこ病は偏性生体栄養真菌Blumeria graminis f.sp.tritici.により誘起する。うどんこ病に対する品種特異的耐性を付与するコムギPm3遺伝子の対立遺伝子は十分に機能的特徴が解明されており,近年Pm3aおよびPm3f対立遺伝子により特異的認識される対応非病原性遺伝子AvrPm3a/fがクローン化されている。本稿では,Pm3cおよびPm3f対立遺伝子により仲介される耐性に関与する2つの追加Blumeria遺伝子座の遺伝的および分子的解析について述べる。2つの遺伝子座を遺伝的に同定し,Pm3cとPm3f双方に対する非病原性に関与する1遺伝子座を高分解して位置づけた。単一の候補遺伝子Bcg1は隣接遺伝子マーカーにより決定した26kbの物理的標的区間に同定された。Bcg1はリボヌクレアーゼと構造的相同性を共有する低分子分泌蛋白質をコードし,分岐選択下でクラスタ化した推定エフェクター遺伝子ファミリーに属する。Bcg1ハプロタイプと自然分離株の表現型との非常に良好ではあるが完全ではない相関関係を見出した。2株の変異株はPm3aとPm3fに対する表現型で影響を受けて発生したが,Bcg1は任意配列多型を示さななかった。これら結果はBlumeriaのPm3に対する非病原性が遺伝子の複雑なネットワークによって決定され,Bcg1はPm3/AvrPm3相互作用の調節因子として中心的役割を果たしていることを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  遺伝子の構造と化学 

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