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J-GLOBAL ID:201502209124592734   整理番号:15A0485575

アブラナ,ヒマワリおよびダイズによる有機リン源の利用

Utilization of organic phosphorus sources by oilseed rape, sunflower, and soybean
著者 (4件):
資料名:
巻: 178  号:ページ: 339-344  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: H0325A  ISSN: 1436-8730  CODEN: JNSSFZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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有機リン源を利用するために細菌を接種,あるいは接種しないで栽培したBrassica napus L.(セイヨウアブラナ),Helianthus annuus L.(ヒマワリ)およびGlycine max L.(ダイズ)植物体の能力を調べた。植物には無機(リン酸水素ナトリウム)および有機リン源(フィチン酸塩とグルコースリン酸)を3濃度で与え,無菌条件で40日間栽培した。対照(非接種植物),Bacillus amyloliquefaciens BNM340の接種,および蛍光菌BNM296の接種(証明されたフィターゼ活性を持つ2種類の細菌)の,3種類の接種処理について比較した。アブラナ,ヒマワリおよびダイズは有機リン源を利用できた。例えばフィチン酸塩(0.5mM)のリンを外生リン源として利用した時には,リンとの処理を行なわない場合と比較した場合の増加率は,アブラナ,ヒマワリおよびダイズによるリンの吸収についてそれぞれ4.5,1.4,および1.4倍であった。グルコース1-りん酸二ナトリウム塩(G1P,0.5mM)がリン源の場合には,増加率はそれぞれ8.8,1.7,および1.9倍であった。有機リン源に対するポジティブな反応はアブラナとダイズにおけるバイオマスの蓄積で見られたが,ヒマワリでは見られなかった。細菌の接種はリン吸収への促進効果がなかった。3種類の植物は有機リン源を効果的に利用した。さまざまな土壌のリン源の利用において効率の高い作物の存在は,農業におけるリンのリサイクルおよびリン肥料使用の改善には特に有益であると考えられる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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異種生物間相互作用  ,  植物栄養  ,  油料作物 
物質索引 (1件):
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