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J-GLOBAL ID:201502209135755695   整理番号:15A0922927

耐性及び感受性Bombyx moriの遺伝子発現プロファイルは宿主遺伝子転写物レベルにおけるサイポウイルス関連変異を明らかにする

The gene expression profile of resistant and susceptible Bombyx mori strains reveals cypovirus-associated variations in host gene transcript levels
著者 (17件):
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巻: 99  号: 12  ページ: 5175-5187  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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中腸においてB.moriのサイポウイルス(BmCPV)に経口的に感染された,感受性Bombyx mori Lan5株及び耐性B.mori Ou17株の遺伝子発現プロファイルを調べるため,高スループットペアエンドRNA配列決定(RNA-Seq)を行った。Lan5及びOu17株において,それぞれ330及び218遺伝子がアップレギュレートされ,147及び260遺伝子がダウンレギュレートされた。差次的に発現された遺伝子(DEGs)に対する遺伝子オントロジー(GO)濃縮及び遺伝子及びゲノムの京都百科事典(KEGG)濃縮を実行した。更に,共有のDEGsの間の関連性を分析するため,遺伝子相互作用ネットワーク(STRING)分析を行った。これらの遺伝子のいくつかは関連し,大きなネットワークを形成し,その中で,B.moriクチクラ蛋白質RR-2モチーフ123(BmCPR123)に対する遺伝子及びB.moriMcm2様DNA複製ライセンス因子(BmMCM2)に対する遺伝子は共通のアップレギュレートされたDEGsの中の重要遺伝子であり,一方B.mori熱ショック蛋白質20.1(Bmhsp20.1)に対する遺伝子は,Lan5対Lan5-CPV及びOu17対Ou17-CPVの間で共用され,ダウンレギュレートされたDEGsの中の中心的遺伝子であった。以上の知見は,BmCPVに対する耐性が異なるカイコ株の間で,BmCPV感染に応答して差次的に発現した遺伝子の包括的なデータベースを確立し,これらのDEGsはBmCPV感染に対するB.mori免疫応答に対し関与することを暗示した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  分子遺伝学一般 

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