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J-GLOBAL ID:201502209139045196   整理番号:15A1230938

Cdストレスに対する低穀粒Cd蓄積および高穀粒Cd蓄積イネ品種の異なる反応

Different responses of low grain-Cd-accumulating and high grain-Cd-accumulating rice cultivars to Cd stress
著者 (9件):
資料名:
巻: 96  ページ: 261-269  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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カドミウム(Cd)は,植物および動物に高い毒性を示す,主要な重金属汚染物質である。イネ穀粒におけるCdの蓄積は,Cd汚染のある地域における,主要な農業的問題である。低穀粒Cd蓄積イネ(xiushui11),および高穀粒Cd蓄積イネ(xiushui110)を用いた水耕栽培実験を実施し,Cdストレスに対する,イネ品種の異なる反応を特徴付けした。著者らは,xiushui110よりもxiushui11はより耐性で,そしてxiushui11は酸化損傷が少ないことを発見した。細胞壁は,特にxiushui11において,プロトプラストに入るCdの量の減少において,重要な役割を果たした。可溶性分画としてオルガネラに蓄積されるCdは,Cd解毒のより大きな生理学的ストレスを引き起こした。著者らはCd2+およびCa2+が同様の取り込み経路を持つかもしれないことから,Cdはイネの根において,イオンホメオスタシスを妨害することを発見した。Xiushui11は,Cdをより速く根から苗条への輸送し,そしてイネにおいてCd蓄積に関連すると予測される,OsPCR1遺伝子の発現レベルは,イネにおける根から苗条へのCd輸送からなり,そしてxiushui11のより優れたCd耐性を維持した。これらの結果は,イネ品種において,様々なCd解毒および蓄積機構が存在することを示唆するものである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物に対する影響 

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