文献
J-GLOBAL ID:201502209155688846   整理番号:15A1063328

脂質二重層ベシクルの粘弾性変形

Viscoelastic deformation of lipid bilayer vesicles
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号: 37  ページ: 7385-7391  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: W2327A  ISSN: 1744-683X  CODEN: SMOABF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
脂質二重層は,細胞とそのオルガネラの境界を形成する。細胞運動や分割のような,多くの生理的プロセスには,高曲率での二重層の曲げや折り畳みを含む。最近,二重層の曲げは,弾性変形として扱われ,応力-歪応答は,曲げ歪みが適用される速度と無関係である。著者らは,脂質二重層ベシクル中での粘弾性応答の,初めての直接計測を示した。1-パルミトイル-2-オレイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(POPC)巨大単一層ベシクル(GUVs)を引っ張るために,デュアルビーム光学トラップ(DBOT)を用いた。段階的な光学力を適用して,ベシクル膜は,二つのレジームで変形した:速い,速効域が増加し,次いでかなり遅い引張で変形プラトーに達した。多数のGUVsの計測から,遅い引張応答の平均時定数は,0.225±0.033s(標準偏差,SD)だった。流体粘性の増加は,観測時定数に影響しなかった。一連の実験は,過渡的挙動の原因となる加熱を除外するために,レーザー吸収で行った。かくして,脂質二重層膜の曲げ変形は,粘弾性として扱うべきであることを示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体膜一般  ,  生物学的機能  ,  粘性,粘弾性の計測法・機器  ,  非Newton流 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る