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J-GLOBAL ID：201502209174616635   整理番号：15A0996729

微生物由来治療用環状リポペプチドマイニング:最新の進歩およびハードル

Therapeutic cyclic lipopeptides mining from microbes: latest strides and hurdles

著者 (3件)： PATEL Seema (San Diego State Univ., Bioinformatics and Medical Informatics Res. Center, 92182, San Diego, CA, USA) ,  AHMED Shadab (Savitribai Phule Pune Univ., Inst. of Bioinformatics and Biotechnology (IBB), 411007, Pune, IND) ,  ESWARI J. Satya (National Inst. of Technol. Raipur, Dep. of Biotechnology, 492010, Raipur, IND)
資料名： World Journal of Microbiology & Biotechnology  (World Journal of Microbiology & Biotechnology)
巻： 31  号： 8  ページ： 1177-1193  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： T0482A  ISSN： 0959-3993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 感染症は深刻な公衆衛生の負荷を課して,しばしば破壊的な結果をまねく。細菌バチルス属,パエニバチルス属,Pseudomonas,Streptomyces,Serratia,Propionibacteriumおよび菌類Fusariumにより,精巧に合成される環状リポペプチドは,病原体の制止において非常に重要である。ペプチドおよび脂肪酸部位構成により,これらの両親媒性代謝産物は,広域スペクトル抗細菌効果を示す。過剰な環状リポペプチドにおいて,選ばれた数個が強力な抗生物質として明らかとなった。それらの機能的有効性のために,ポリミキシン,ダプトマイシン,サーファクチン,イツリン,fengysin,パエニバクテリンおよびシュードファクチンは,主流ヘルスケアで統合された。ダプトマイシンは,過去10年以来,抗菌兵器の重要な部分であった。薬剤耐性の重要性が先例のない様式で増加し,新規環状リポペプチドの探索の緊急性が認識されている。熱心な研究から,これらの生物活性化合物の効果は,抗細菌性および抗真菌性以上に伸展していることが明らかとなった。抗癌性,免疫調節性,プロテーゼ部品消毒およびワクチンアジュバント活性等が,確認されたもののいくつかである。本レビューは,明らかとなった応用法,生物学的作用を制御する機構,構造および機能の改良におけるゲノミクスの役割,半合成的アナログ発見,新規系統単離,セットバックなどについて議論した。たとえそれが,最近のトピックを超えているとしても,全体論的目的のため,バイオレメディエーションおよび作物生物工学におけるリポペプチドの役割は,手短に概説した。この最新の批評は,技術革新に電流を流し,微生物リポペプチドの治療用供給を多様化すると期待されている。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *形態 ,  *ペプチド ,  *脂質 ,  ペプチドシンターゼ ,  リボソーム ,  アジュバント ,  作用スペクトル ,  抗細菌作用 ,  生合成 ,  抗生物質産生菌 ,  脂肪酸組成 ,  生物活性 ,  バイオレメディエーション ,  シクロペプチド ,  オリゴペプチド ,  ポリペプチド
準シソーラス用語： *リポペプチド ,  ワクチンアジュバント ,  *環状 ,  抗菌スペクトル ,  生化学的特性 ,  非リボソームペプチドシンターゼ

分類 (2件)： 生理活性ペプチド  (EB08100U) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (2件)： サーファクチン ,  ダプトマイシン

タイトルに関連する用語 (4件)： 微生物 ,  治療 ,  環状 ,  リポペプチド